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ホタルの光を取り巻く闇、渦中のA氏を直撃!

2015年3月25日(水)

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 3月末に東京都板橋区にある板橋区立「ホタル生態環境館」が閉館する。1989年から累代飼育しているホタルが生息しており、毎年2万匹が成虫になるとされてきたが、今年1月に板橋区は、「累代飼育はされておらず、外部から成虫を持ち込んでいた」とする報告書を公表した。

 真実を知るのは、昨年3月に区から懲戒免職処分を受けた、施設の元館長A氏だ。A氏は区の職員ながら、「ホタル飼育の第一人者」として、たびたびテレビや新聞で取り上げられていた。そのA氏が取材に応じた。

 本当に累代飼育していたのか、まずは単刀直入に聞いてみた。

「自分は利権政治の犠牲者だ」

「私は間違いなく、24代にわたって毎年ホタルを世代交代させてきた。そのルーツは、私の母の故郷である福島県大熊町などのホタルだ。大熊町は福島第1原子力発電所のある町で、東日本大震災での事故以降、立ち入り禁止になっている。大熊町の被災者は、板橋区のホタルを『希望の光』と思ってくれていた。それがホタル生態環境館の跡地利用に絡む、利権政治によって、失われてしまった」

ホタルは累代飼育されていたのか、それとも外部から持ち込まれたのか。※写真はイメージです(写真:時事通信フォト)

 一体、どのような利権が絡んでいたというのか。

「ホタル生態環境館を取り壊し、跡地に介護老人ホームの建設を目論む会社が板橋区内にある。その会社社長が、区議会議員Kのスポンサーで、そのK議員の手下にM議員がいる。そしてM議員が所属する政党の系列の病院が、介護老人ホームを運営したがっている。跡地に絡む利権を獲得したいK議員とM議員が、私を悪者に仕立て上げて、ホタル生態環境館を廃止に追い込もうと、動いた」

 にわかには信じがたい説明は、さらに続く。

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「ホタルの光を取り巻く闇、渦中のA氏を直撃!」の著者

吉野 次郎

吉野 次郎(よしの・じろう)

日本経済新聞社記者

1996年、日経BPに入社。2007年から日経ビジネス編集部で電機業界や自動車業界、企業の不祥事を担当。2015年4月から日本経済新聞社電子編集部に出向中。産業、経済事件を中心に取材・執筆する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長