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サントリー社長も「お粗末」と評したレモンジーナの品切れ

発売2日目で売り切れの真相

2015年4月15日(水)

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 サントリー食品インターナショナルが3月31日に発売した炭酸飲料「レモンジーナ」がわずか2日で販売休止となった。想定を大きく上回る売れ行きというのがその理由だが、酒類も含めると実はグループでは毎年のように品切れを起こしている。消費者の購買意欲をあおる「飢餓商法」との批判もついて回るが、改廃が激しく大型商品が育ちにくい飲料業界で人気商品を連発する「ヒットメーカー」ゆえの苦しみでもある。

 「いい商品なんだけど、1年分がすぐ売れちゃったというのはお粗末な話。ご迷惑をおかけして、セブンイレブンもローソンもカンカンだろうね」。

 4月上旬、サントリーホールディングスの新浪剛史社長は本誌のインタビューでレモンジーナの販売休止に触れ、自らの「古巣」も引き合いに出してこう語った。

 サントリー食品がレモンジーナを発売したのは3月31日。2012年に売り出した果汁入り炭酸飲料「オランジーナ」の派生商品という位置付けで、レモンの皮から香り成分を抽出し、爽やかなほろ苦さが特徴だ。元々オランジーナを扱っていた傘下の仏オランジーナ・シュウェップスと日本のチームが共同開発し、「大人向け炭酸の決定版」と意気込む戦略商品だった。

「土の味がする」と話題になったが…

発売直後に売り切れとなった「レモンジーナ」(左)は「オランジーナ」(右)の派生商品という位置付け

 ところが、発売から次の日の4月1日、同社は突如販売休止のリリースを発表する。「予想を上回る注文を頂戴した上に、発売初日の販売実績も予想を遥かに超える数量となったため」というのが理由。420ml(希望小売り価格は税別140円)と1.2l(同320円)について4月1日分をもって当面の間出荷停止にするとした。

 レモンジーナは発売と同時に「土の味がする」とネットなどでも話題となった。レモンの皮の独特の苦さが理由ではないかと味の分析をするユーザーも出てくるほどで、情報の拡散とともに「どんな味がするのか実際に飲んでみたい」と消費者の関心は高まった。ただ、こうしたヒットの予感の一方、細かく見ていくと疑問点も浮かんでくる。

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「サントリー社長も「お粗末」と評したレモンジーナの品切れ」の著者

河野 祥平

河野 祥平(こうの・しょうへい)

日経ビジネス編集記者

2006年日本経済新聞社入社。社会部、消費産業部などで警視庁、ネット業界などを担当。直近では企業報道部でビール・清涼飲料業界を取材。2015年4月から日経ビジネス。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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