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「ネットを駆使して当選しました」25歳議員に聞く

参加型民主主義で行こう 最終回(全3回)

2015年5月8日(金)

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 今回の統一地方選でも、選挙になって慌ててSNSの公式アカウントを開いたり、ホームページを開設した政治家が少なくなかった。そうした人たちの中には、炎上とはいわないまでもSNSのネガティブな面に悩まされた人たちが少なくなかった。

慣れないことはしない。だから普段の行いが大切

「今回も選挙の時だけネットを使い出す政治家がたくさんいらっしゃいましたが、それでは無理です。いきなり『私もアカウント作りましたからフォローしてください』と言われても、有権者は何もしません。そういう方々では効果は出ないでしょうし、逆に変なフォロワーにからまれて、どう対処していいかも分からないから往生することになりがちです。慣れないことはしない方がいいのです」。そう語るのは、杉並区議選で5回目の当選をした無所属の堀部やすし氏だ。

堀部やすし(杉並区議 無所属 当選5回)

「SNSでは、ツイッターが一番オープンで好きです」

 堀部氏は、日ごろからツイッターを使い慣れていた。そのリスクも対処方法も分かっている。

 どう使っているかというと、自分の活動だけではなく、区議会議員として杉並区の区政に関する情報を流している。例えば、いついつから区議会が始まるとか、パブリックコメントが開始されるといった情報だ。もちろん、ただそれだけでく、今回のパブリックコメントの意図とポイントは何か、区議会の重要課題はどうなるか、などについて短文の中で要領よく一言コメントをつけている。これが人気なのだ。

「あまり価値判断には踏み込まない。だけど、報道レベルではなく、コメントを添える。その“さじ加減”が重要です。このような区の情報はメディアも取り上げてくれません。それだけに、そうした情報を常日頃から配信し続けることでフォロワーが増えていくし、結果として自分のホームページなどのSEO対策にもなるわけです。選挙が近づいたからといって、使い方は変えません。淡々と情報発信を続けました」

 「選挙だからといって、選挙ムードを盛り上げるような演出をしても普通の人はドン引きするだけ」と堀部氏は言う。彼は実際の街中での活動でも、「街宣車を使わず、政治パーティは開かず、政党は関わらず」をずっと貫いてきた。選挙になってもスタンスを変えない。そこにも見習うべき点はあるように思う。

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「「ネットを駆使して当選しました」25歳議員に聞く」の著者

金野 索一

金野 索一(こんの・さくいち)

財団法人日本政策学校・代表理事 / 多摩大学経営大学院・客員教授

コロンビア大学大学院国際公共政策大学院修士課程修了。平成維新の会・政策スタッフ、政策学校・一新塾、起業家養成学校アタッカーズ・ビジネススクールの経営、公益財団法人東京コミュニティ財団評議員等を経て現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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手嶋 龍一 作家・ジャーナリスト