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善良で熱心で迷惑なハエ男たち

そして、寡黙で頼りになる一流の男たち

2015年6月12日(金)

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会議で意見を述べるたびに、男性上司が微妙に苛立つのを感じます。女だからと発言を遠慮するつもりはないのですが、毎度イライラが伝わってくると、こちらも疲弊してきます。気をつけるべきことなど、ご教示いただければ幸いです。(30代女性)

 遙から

 前回に引き続く話になるが、甲子園で始球式を体験してきた。今までメディアの立場で球場内に入ったことはあるが、ほかならぬ自分がマウンドに立つために、ユニフォームを着てそこに居るとなると、途端に風景が変わって見えた。

 想像と、やってみるとでは天と地ほどの違いがあった。この経験で遭遇した数々の新たな発見について今回は書いてみたい。

私、においます?

 まず「甲子園で始球式に出してもらえる」と公表するだけで、おっそろしい数の男性たちが「教えてあげる」と近づいてきた。

 ムゲにできない理由はそれが善意であるからだ。でも私はすでに元阪神タイガースのプロの投手にピッチングのコーチをお願いしている。それも全員承知している。でもやってくるのだ。それこそもう、好みのにおいに誘われたハエたちが一斉に集まってくるように「俺が教えてあげる!」と。

 私を女だからと舐めているのか、元プロ投手のコーチの存在を舐めているのか、野球をやった経験のない人までが「教えてあげる」とやってくる。数? 無数だ。もう無数としか言えないほど次々とやってくるのだ。

 この現象で、それほどまでに野球好きの男性が多いことを改めて知った。まあ野球経験者が自分が投げたくって仕方がない気持ちを"教える"行為で代替するという気持ちはわからないでもない。しかし、明らかに運動と縁がないような男性までも教えにきた。私には"珍現象"としか思えない事態だ。

 つまり今回判明したのは、男性がとても"教えたがり"な生き物であること。でも、私にはハエのようにしか感じられなかった。

「遙なるコンシェルジュ「男の悩み 女の嘆き」」のバックナンバー

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「善良で熱心で迷惑なハエ男たち」の著者

遙 洋子

遙 洋子(はるか・ようこ)

タレント・エッセイスト

関西を中心にタレント活動を行う。東京大学大学院の上野千鶴子ゼミでフェミニズム・社会学を学び、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を執筆。これを機に、女性の視点で社会を読み解く記事執筆、講演などを行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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