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スマホアプリ、操作されるランキング

ランキングを意図的に上昇させる「ブースト」の内幕

2015年6月16日(火)

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 「100万ダウンロード突破!」「App Store無料ランキング3位!」――。スマートフォン向けアプリの「人気度合い」を強調するために、このような文言を各社が使うのはもはや見慣れた光景になっている。

 こうしたダウンロード数やランキングは、実は「カネで買われている」ケースがあることが徐々に明らかになってきている。

17時に始まる“一斉ダウンロード”

 「超絶、高還元ポイントで即交換OK。アマゾン券、大量入荷。6月14日(日)17時~新着スタートです!」

 毎日17時になると「お小遣い稼ぎはヒゲ猫ゴマっち!」や「くまぷれ」、「アプリで稼ごう」といった「お小遣いアプリ」と呼ばれるアプリに一斉に「新着情報」が現れる。そこに並ぶのは、ゲームアプリに加えて、誰もがその名を知る「Yahoo!JAPAN」(ヤフー)、「Amazon」(アマゾンジャパン)、「Gunosy」(グノシー)、「AWA」(AWA*1)など。お小遣いアプリを経由してこれらのアプリをダウンロードすれば、ユーザーはポイントをもらえる仕組み。ポイントは、LINEやAmazonのギフトカードやゲーム内アイテムに換えられる。

*1 サイバーエージェントとエイベックス・デジタルとの共同出資による音楽配信の新会社
お小遣いアプリに並ぶ、各社のアプリ。ダウンロードすると10~30ポイントもらえ、1ポイント1円分のAmazonギフト券などと交換できる。

 お小遣いアプリのユーザーは、ポイント目当てにアプリをダウンロードする。そのままそれらのアプリを使い続けるユーザーもいるかもしれないが、そもそもポイントだけが目当てだったユーザーがダウンロードしたアプリを使うのはまれだろう。場合によっては、すぐに端末から削除してしまうかもしれない。かくして、実際にアプリを利用はしない“幽霊ユーザー”によるダウンロード数だけが膨れ上がっていく。

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「スマホアプリ、操作されるランキング」の著者

染原 睦美

染原 睦美(そめはら・むつみ)

日経ビジネス記者

日経パソコン、日経ウーマンオンラインを経て、2013年4月から日経ビジネス記者。IT担当などを経て、日用品・化粧品担当。趣味は洗濯、昼酒、ピクニック。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ジェニー・ダロック 米ピーター・F・ドラッカー伊藤雅俊経営大学院学長