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中国 マンション高騰で
若者たちが結婚できない?

2006年4月6日(木)

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 沸騰する中国経済は中国に繁栄をもたらし、中国の生活水準は日々上昇していると言われて久しい。テレビで紹介される上海のテレビ塔「東方明珠タワー」を背景とする美しい夜景は、中国の繁栄を代表するかのごとく強烈な印象を我々の脳裏に焼きつけている。


 ところが、その繁栄する都市の生活も決して楽ではないのが実情である。中国の不動産アナリストである沈暁傑の「中国不動産の重大批判」という論文がある。その前書きに「妻をめとるには一体いくら必要か」という記述があり、この質問を各地の青年に問い合わせた結果が示されている。ここで対象となっているのは大学卒で中産階級の階段を上り始めた青年たちである。

妻をめとるには飲まず食わずの10年労働が必要

 南京では70万元(1元=約14円)かかるという。その内訳は80m2のマンション(m2単価=6000元)48万元+内装費用5万元+家具・家電3万元+乗用車10万元+新婚旅行(東南アジアあるいは雲南省や海南島)1.6万元+2年間の恋愛費用(食事、娯楽、贈り物等)2.4万元。ただし、結婚式の費用はご祝儀と相殺とみなして含まず。


 男側の家の資産が20万元、男の年収が5万元として計算すると、南京では「妻をめとるコスト=男側の家の破産+男の飲食を忘れた10年間労働」となる。乗用車と新婚旅行の費用合計10万元を除くと約60万元となるが、これは決して特別なケースではなく、ごく普通のカップルの場合だそうだ。

 南京が60万元ならほかはどうか。北京では85万元(80m2のマンション購入費は64万元)、上海では100万元(同80万元)、広州と杭州では85万元(同64万元)となる。

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「中国 マンション高騰で
若者たちが結婚できない?」の著者

北村 豊

北村 豊(きたむら・ゆたか)

中国鑑測家

住友商事入社後アブダビ、ドバイ、北京、広州の駐在を経て、住友商事総合研究所で中国専任シニアアナリストとして活躍。2012年に住友商事を退職後、2013年からフリーランサーの中国研究者として中国鑑測家を名乗る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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