• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「クチコミ」グルメサイトは中国では…

食好き、接待好きの国民性にヒットして大人気

  • 田中 信彦

バックナンバー

2006年5月16日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 上海で発行されている消費者参加型のグルメガイド、『上海餐館指南2006』(上海文化出版社)が人気を呼んでいる。インターネット上の評価サイトと連動し、全国60万人の会員による投票に基づいて上海市内の飲食店を点数で評価し、生コメントを加えたものだ。
 料理のジャンルや価格帯、所在地域、用途別などのランキングも充実し、非常に使いやすい。現在のところ中国語版のみの発行だが、日本料理店も多数ランクインしており、中国人社会での人気ぶりがうかがえる。

味、予算、雰囲気でメッタ切り

 同書の発行開始は2003年。やや縦長の手帳サイズで302ページ、価格は19.8元(約300円)で、市内の主なコンビニエンスストアなどで買える。

 この本の特徴は徹底した読者参加型を貫いている点にある。ネット上の会員による評価サイト「大衆点評網(「点評」は「評価」、「網」は「ネット」)」を通じて日々、膨大な数の飲食店やショップ、サービス業などに対する評価が蓄積されている。同書はそのうち飲食店に対する部分だけを集めて書籍化したものだ。

 内容は各店の名称や所在地、連絡先などのデータに加え、各店の「味」「雰囲気」「サービス」に対する評価が各40点満点で掲載されている。

加えて情報を寄せた会員の平均消費金額も記されており、大まかな客単価も分かる。会員による数行程度のコメントも添えられている。

もとより素人の評価であり、中には評価者の数が少ない店もあるから、そのまま鵜呑みにはできない。しかし掲載店の中には私も何度か行ったことのある店が多数あり、全体的な感想としては、それなりに納得できる評価がなされているように思う。

 この本が便利なのは使用目的に応じて、様々な角度からのランキングが示されている点だ。「味の良さ」と「雰囲気」については、予算「50元以下」「~100元」「~150元」「150元以上」と価格帯別にランキングが示されている。値段が高ければ味や雰囲気は良くて当たり前で、価格だけで4段階にも分けて評価してある点は合理的だと思う。

 そのほか用途に応じて、ビジネス、カップル、友人同士、ファミリーなどの客層別、「ショーのある店」「テラス席のある店」「テイクアウトのある店」などの特徴別、広東、寧波、四川、北京、上海、東北、潮州など地方料理別、海鮮、火鍋、バーベキュー、創作料理など料理法別、仏、伊、独、日、韓、タイ、インドなど国別、などのランキングも表示されている。これは人を招待したりする際に非常に便利だ。

 それでは、日本料理店での人気ジャンルは何だろうか。

「世界鑑測 田中信彦「上海時報」」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

リクルートは企業文化そのものが競争力です。企業文化はシステムではないため、模倣困難性も著しく高い。

峰岸 真澄 リクルートホールディングス社長