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上海で盛り上がる、“本物の”メイドさん人気

生活の欧風化でフィリピン人メイドの需要急拡大

  • 田中 信彦

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2006年6月21日(水)

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 上海など中国の大都市でもフィリピン人のメイドさんを雇う家が増えてきた。国内の地方都市や農村部からやってきた従来型のアイ(家政婦)さんに比べ、欧米風の現代的な生活習慣を熟知していることや、プロ意識が強く、安心して家事を任せられる点がその背景にある。一方でビザの問題などで供給は不足気味で、賃金の高騰が起きている。

 先日、レストラン経営者の友人と会ったら「フィリピン人のメイドさんを雇いたいのだが…」という話になった。子供もじき小学校だし、先日一戸建ての家を買って引っ越したところで、家事全般と子供の相手をしてくれる住み込みのメイドさんがいいと言う。

 聞くところでは、フィリピン人メイドを紹介する専門の会社があって、相談に乗ってはくれるのだが、紹介料が高いうえに人材不足でなかなかいい人が見つからない。月給の相場はどんどん高くなって、昨年は3500元(1元は約14円)ほどだったものが、最近は5000元ぐらいになっているらしい。

もともとメイド的サービスは珍しくない

 中国の都市部ではアイさんをお願いすること自体は珍しくはない。両親とも仕事を持っているのが普通だから、昼間、子供の面倒だけ見てもらうとか、一人暮らしのキャリアウーマンが、出勤中に掃除や洗濯、夕食の用意を済ませておいてもらうといったやり方もよくある。中国人アイさんの場合、相場は住み込みだと月額1000~2000元の間、「1日3時間だけ、週3回」といった頼み方なら数百元で頼めるから、中流以上の家庭なら充分に負担できる金額である。

 そうした土壌はあるにせよ、なぜ今フィリピン人メイドさんのニーズが増しているのか。その最も根底にあるのが都市生活の洋風化、生活の質の向上である。

 国内のアイさんは確かにコストは安いのだが、ほとんどは農村部から出てきた人だから、都会風のライフスタイルを体験したことがない。中国の大都会には世界中から最新のモノや情報が大量に流れ込み、生活習慣も日々大きく変化している。料理や洗濯、掃除といった基本的なことでもなかなか対応しきれないのが現実だ。

 例えば、洗濯にしても大きな変化がある。

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