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スミレ―オーナーはあのドリカム

進化する米国の和食ブーム 3

  • ニューヨーク支局 ステイシー・スミス

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2006年7月14日(金)

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ウエストビレッジに位置するスミレ
(写真 スミレ提供、以下同じ)

 日本で幅広い年齢層から人気を集めているポップミュージックグループ、ドリカムことDREAMS COME TRUE。2003年9月にマンハッタンのウエストビレッジにオープンしたスミレ は、ドリカムのボーカル、吉田美和さんがオーナーのレストランです。

 ウエストビレッジは日本でも人気が出たテレビ番組「フレンズ」の舞台になった場所です。多くのニューヨーカーが注目したウエストビレッジで営業するスミレは、日本とフランス料理をフュージョン(融合)させた料理が特徴です。

 スミレの総料理長、32歳のジョシュ・ディケリスさんは、「自分の生い立ちはフュージョンそのものだ」と言います。

「コロンビアに生まれ、赤ちゃんの時にアイルランド・イタリア系の両親に養子に出され、ニュージャージー州で育ち、そして日本で修業した。まさにフュージョン」

メンバーからわざわざ日本に呼ばれる

 
スミレの総料理長、ジョシュ・ディケリスさん

 ディケリスさんがスミレの総料理長になったきっかけは、友人の紹介です。友だちの電話を受けて、ドリカムの北米事務所にすぐに飛んで行きました。そこで関係者から仕事の話を聞いたところ、「ものすごく刺激的な仕事」と感じたそうです。

 面接の場で、ディケリスさんは早速、料理の腕を披露しました。彼の調理する姿はビデオに収録され、そのビデオはドリカムのメンバーである吉田さんやベース奏者の中村正人さんたちの目に触れることになりました。メンバーはディケリスさんの料理に関心を持ち、じかに試食してみるため、わざわざ日本から会いに来ました。ディケリスさんの味や人柄に接することができたメンバーは、スミレの料理を彼に任せることにしました。

 両者が一緒に仕事をすることになったのは、波長が合うからなのでしょう。ディケリスさんによれば「彼ら(ドリカム)の人生に対する考え方は、私の料理に対する哲学と同じ。相手に無理強いしない。そして、1つの完璧なやり方など存在しない確信を持っている」と。

石庭で受けた神のお告げ

 スミレの契約を結んだばかりの頃、ディケリスさんは6週間に及ぶ料理修業のために、初めて来日しました。最初の5週間は東京・渋谷にあるレストランで修業しました。

 「毎朝いくつかの市場に行って、一番新鮮な材料を選んだ。店に帰ったら、日本風の作り方を教えてもらって、残り物を使って自分で試してみた」と興奮しながら思い出すディケリスさん。

 修行中、ドリカムのコンサートツアーに同行する機会がありました。そこでディケリスさんは人生に大きな影響を与える出来事に遭遇しました。関西のツアーに出かけた際に、世界遺産に登録されている京都の龍安寺を観光しました。ここでエピファニー、神のお告げがあったのです。

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