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満員の愛知万博×2×半年間=新・上海南駅

総来場者数7000万人を見込む上海万博に備えた新駅登場

  • 田中 信彦

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2006年7月19日(水)

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 2010年の上海万博の公共輸送に中心的な役割を果たす新・上海南駅が7月1日、オープンした。体育館を思わせる円盤型の建造物で、まあとにかく大きい。10年ほど前に完成した北京西駅も巨大だが、何となく権威主義的な感じがするのに対し、上海南駅のほうは近未来的な巨大空間で、時代と土地柄の差を感じさせる。入場券は1元(約14円)だから、上海観光に行くなら一見の価値がある。

国際空港を思わせる合理的な構造

 上海には以前から上海駅があって、これは今後も運用される。市内の北側にあることから通称「北駅(北站)」と呼ばれる。北駅も大規模な改築工事が終わってまだ数年なのだが、すでに発着列車数が満杯なのと、南方向発着の列車は市内を大きく迂回せねばならず非効率なので、市内南側に以前からあった小さな南駅を大幅に拡大して新しい駅を作った。総投資額は50億元(約700億円)、初年度の年間乗降客は1500万人を想定している。

 写真を見ればわかるように、鉄道の駅としては極めてユニークな形をしている。外見からはどうみても体育館である。車で駅に近づくと、上が出発階、下が到着階という二層式になっており、国際空港に着いたような感じがする。出入りの混雑を避けるにはよい方法に違いない。

 内部は巨大な野球場のような空間で、なかなか迫力がある。円形の建物の中央部分の地下を東西に貫くように細長いホームが並んでおり、乗客はドーム中央部2階の待合室から東西2つのエスカレーターで降りる構造になっている。逆に到着旅客は待合室には上がらず、1階部分から直接外に出る。ドーム1階部分は市内に向かう地下鉄1号線、3号線と通路でつながっており、タクシー乗り場やバスターミナルも隣接している。すべて新しく設計されただけに動線がよく考えられていて使いやすそうだ。

 しかし、後で述べるがそれでも「これでインフラは万全」と安心できないのが、いまの中国でもある。

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