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中国と北朝鮮の国境都市を歩く【後編】

2006年7月28日(金)

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 6月下旬から7月初旬にかけて市場調査を目的に中国の東北地方と呼ばれる3省(遼寧省、吉林省、黒龍江省)へ業務出張し、北朝鮮との国境都市である遼寧省丹東(たんとう)市、吉林省延辺朝鮮族自治州の延吉(えんきち)市、図們(ともん)市、琿春(こんしゅん)市を訪問して来た。丹東市と図們市で北朝鮮との国境を訪れたので、国境の状況を述べることとする。今回は後編。(前編を読む)

中国と北朝鮮、対照的な風景

 丹東市の夜は大雨となったが、深夜にふと目が覚めて窓から対岸の北朝鮮を眺めた。
 昼間見た時に断橋の対岸に全く動いていない観覧車らしき物が見えていたが、その辺りの空中にポツンと赤色灯が小さく見え、それを挟むように裸電球のような小さな光が2つあり、それ以外は漆黒の闇。深夜でのまだネオンがちらほらと灯り、街灯が町を照らす丹東とは対照的。翌朝、赤色灯のあった辺りを見ると、確かに観覧車の場所であり、あの赤色灯は北朝鮮としてのささやかな面子を示していたのではなかったか。

 

 2006年7月2日、延吉市から車で約1時間の距離にある図們市を訪問。図們市は「市」とはいうものの人口13.8万人の非常に小さな都市で、北朝鮮との間に図們江(ともんこう)が流れている。ちなみに、全市人口中の朝鮮族は約8万人で比率は56%である。

 国境は市の南に位置し、図們江上に架けられた中朝両国を結ぶ「図們国境公路橋」(通称「図們大橋」)の中間点にある。図們大橋は全長515メートル、幅6メートルで、自動車道路となっており、トラック輸送が行われている。なお、国境は図們税関の敷地内にあり、入場料20元を支払うと、事務棟の屋上に設けられた展望台から対岸の北朝鮮を眺めることが出来て、更に図們大橋の国境ポイントまで徒歩で行くことが出来る。

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「世界鑑測 北村豊の「中国・キタムラリポート」」のバックナンバー

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「中国と北朝鮮の国境都市を歩く【後編】」の著者

北村 豊

北村 豊(きたむら・ゆたか)

中国鑑測家

住友商事入社後アブダビ、ドバイ、北京、広州の駐在を経て、住友商事総合研究所で中国専任シニアアナリストとして活躍。2012年に住友商事を退職後、2013年からフリーランサーの中国研究者として中国鑑測家を名乗る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官