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「時代はルックイースト」 
ASEANとの関係強化に邁進するインド

  • 門倉 貴史

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2006年7月31日(月)

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 インドとアジア地域の経済関係は1990年代前半まで希薄なものにとどまっていましたが、90年代後半以降に、インドとアジア地域が急接近するようになりました。インドとASEAN(東南アジア諸国連合)の関係が緊密化するようになったきっかけの1つは、東南アジア地域で政治的・経済的影響力を強める中国への警戒感の高まりでした。

ルックウエストからルックイーストへ

 インドは94年にそれまでの「ルックウエスト(西方)」政策を転換しました。「ルックイースト(東方)」政策を掲げて、アジアとの本格的な関係強化に乗り出したのです。「ルックイースト政策」は、もともとは、マレーシアとインドネシアが採用していた政策です。東南アジアの多くの国々が西欧をモデルに発展しようとしたのに対して、マレーシアとインドネシアは日本や韓国に見習って経済発展をしていこうとしたのです。
 
 以来、10年もしないうちに関係強化は急ピッチで進みました。インドが「ルックイースト」政策を掲げてアジアに接近していこうとした時、世界的に自由貿易協定(FTA)の締結がブームになっていました。

 それまでWTO(世界貿易機関) のもとで、加盟国全体で関税の引き下げなどを協議していたのですが、各国の利害関係が複雑に対立するようになり合意の形成が難しくなってきたのです。
 
 このため、各国は2国間で個別に合意できるFTAを次第に重視するようになり、インドもこの流れに乗ってFTAを軸にアジア各国との関係強化に乗り出すことにしたのです。FTAとは、締結国間で輸出入にかかる関税や数量制限などを撤廃し、自由に輸出や輸入ができるようにすることです。

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