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カギ握るロシアのWTO加盟 貿易総額は「3年後、2.7倍」に 

  • 門倉貴史

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2006年8月7日(月)

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 現在、日本とロシアの景気は共に拡大しており、これまでは不活発だった両国の貿易取引も、にわかに活発になっています。 日本の通関統計によると、日露間の貿易は2003年から増加傾向が明確となり、2005年は日本からロシアへの輸出額が前年比46.9%、ロシアからの輸入額が前年比10.5%といずれも2ケタの高い伸びを記録しました。輸出と輸入を合算した貿易総額は1兆1775億円(前年比23.4%増)と、旧ソ連崩壊以降では過去最高の水準に達しています(図表)。

都市部で日本車需要が急増中

 最近では高成長が続く中で、モスクワやサンクトペテルブルクなどロシア都市部に中産階級が多数出現してきたことなどから乗用車販売が好調に推移しており、それに伴って日本からロシアに向けた乗用車の輸出が急増しているのです。輸出入の内訳を見ると、日本からロシアに向けた主な輸出品目は自動車などの輸送機器で、2005年は輸出全体の70.9%を占めました。

 最近のロシアにおける消費者の乗用車購入の特徴として、単価の安い国産車から単価の高い外車へのシフトを挙げることができます。実際、ロシアの乗用車販売台数の内訳を見ると、2002年時点では国産車の販売シェアが全体の63.2%と過半を占めていましたが、その後は低下傾向をたどり、2005年には49.6%となりました。中古の輸入車のシェアも近年では低下傾向にあります。

 一方、新車の輸入車のシェアは、2002年時点の6.9%から2005年には25.3%へと大幅に上昇しています。ロシアにおける外車(新車)の販売台数は2005年に56万3400台(前年比60%増)を記録しました。国別に見ると、ロシアの輸入車販売のうち、圧倒的に高いシェアを握るのが日本の乗用車です。ロシアの新車輸入に占める日本車の割合は、2002年の26.6%から2005年には37.6%まで上昇しました。

 一方、日本のロシアからの輸入品目は、鉱物性燃料(構成比は32.9%)や非鉄金属などの原料別製品(同32.4%)、食料品(同18.4%)が中心となっています。日本は国内で消費する原油の9割を中東からの輸入に頼っていますが、2003年以降は世界的に原油の需給が逼迫する中で、ロシアからの輸入も急増しています。

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