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日本は強いか? 中国「薄型テレビ」市場
6社が大混戦、日立が健闘

  • 田原 真司

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2006年8月7日(月)

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 薄型テレビの人気ブランドと言えば、日本では松下電器産業のプラズマテレビ「ビエラ」、シャープの液晶テレビ「アクオス」、ソニーの液晶テレビ「ブラビア」あたりが“御三家”だろう。だが、所変われば品変わる。ここ中国でも薄型テレビの販売競争が過熱しているが、シェア上位の顔ぶれは日本とはだいぶ違う。

上位6社が“だんご状態”

 右の円グラフをご覧いただきたい。中国の調査会社がまとめた今年上半期の40インチ以上の大画面薄型テレビのメーカー別シェア(販売台数ベース)である。トップに立ったのは松下。しかしシェアそのものは12%と、6位のソニー(8%)と比べても4%のリードにすぎない。上位6社の競争は、いつ首位が入れ替わってもおかしくない“だんご状態”だ。

 日本との大きな違いは、韓国のサムスン電子とともに中国の海信集団と長虹電子集団の地元メーカー2社がトップ6に食い込んでいること。一方、シャープはトップ10にも入っていない。また、日本では“御三家”の後塵を拝している日立が、中国では互角の競争をしているのも見逃せない。

 2005年の中国のテレビ販売台数は約3550万台と世界最大。日本(同約870万台)のざっと4倍の規模を誇る。しかも、その9割はまだブラウン管テレビで、薄型テレビへの移行は始まったばかりだ。2008年の北京オリンピック開催に向け、中国の薄型テレビ市場は急拡大すると見られている。

 国内メーカーの寡占状態にある日本市場とは違い、中国市場では日本、韓国、中国、欧州の有力メーカーがしのぎを削る。上位6社のだんご状態の中から、最初に誰が抜け出し、誰が脱落するのか。それを占うことは、日本メーカーの将来の業績を見通す上でも、日本市場だけを見て分析するよりずっと大きな意味を持っている。

40インチ以上でも液晶が急伸

 中国市場のトップ6を、もう少し詳しく見てみよう。6社のうち、プラズマを主力にするのは松下、日立、長虹の3社。一方、液晶は海信、サムスン、ソニーの3社と、ちょうど半々に分かれている。プラズマ陣営と液晶陣営が拮抗している状態だ。

 だが、販売台数の伸び率では液晶がプラズマに大きく差をつけている。もともと、技術的にプラズマは小型化が難しく、逆に液晶は大型化が難しいとされ、両者は40インチを境に住み分けていた。

 しかし、技術革新とともに液晶の大型化が進み、プラズマの牙城だった40インチ以上に進出してきたのだ。中国では、40インチ以上での液晶のシェアは昨年までプラズマの3分の1程度だったが、今年上半期にはほぼ肩を並べる水準に勢力を拡大した。

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