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アジアの北欧、とはどこのこと?

  • 田中 信彦

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2006年8月30日(水)

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 答えは、北海道。その「北海道ブランド」を中国の富裕層へ売り込むべく、北海道の中小企業ら9社の共同出資によるレストランが上海市内に30日、オープンした。

 上海には在留日本人を主な対象にした日本料理店は数多いが、明確に現地の富裕層や日本人以外の在留外国人をターゲットにしたものは少ない。ニューヨークやロンドンなどで新感覚の「ジャパニーズ・キュイジーヌ」が人気を集める中、上海でもグローバルな日本料理を追求する動きとして話題を呼んでいる。

道内の中小企業が出資

 上海の旧フランス租界の一角、当時の洋館を改装したレストランやバーなどが並ぶ衡山路。夜になると外国人やお洒落なカップルの姿が目立つ。ほど近い高級住宅街の一角にオープンしたのが新鮮な海産物をメインにした「モダン・ジャパニーズ・キュイジーヌ・AINULAND(アイヌランド、中国語表記は“愛奴蘭”)」だ。

 投資主体は香港に拠点を置く北海道国際有限公司。海産物を扱う水産加工会社、吉田水産(本社・根室市)、道内で焼き肉レストランなどを展開するライフコーポレーション(同・北見市)など道内の中小企業ら9社が出資して設立したレストラン運営のための投資会社である。

 目指しているのは「北海道ブランド」の上海での浸透だ。北海道内では海外、特に台湾、香港を含む中国圏からの観光客の誘致に力を入れる一方、これまでも夕張メロンの輸出など海外市場の開拓にも力を入れてきた経緯がある。しかし果物の輸出は相手国の法的制約などもあって急拡大は難しい。その点、海産物は従来から食材としての輸出ルートが確立されていて輸出が比較的容易なうえ、斬新なイメージのレストラン展開で富裕層向けに新たな北海道のイメージを確立できれば、観光客の誘致にもつなげられる。

 こうした発想から、道内の金融機関主催の投資セミナーなどをきっかけに集まった中小企業が協力し、今回のレストラン出店を実現した。

 今回のレストランが多くの日本料理店と異なるのは、現地在住の日本人マーケットを意図的にターゲットの中心から外し、「外国人に受ける日本」を強く押し出している点にある。

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