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ゴールデンタイムから消える日本アニメ

文化侵略を危惧? 国産アニメの保護?

  • 田中 信彦

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2006年9月6日(水)

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 9月1日を期して、中国のテレビでゴールデンタイム (午後5~8時)に海外のアニメの放映を一律に禁止する政策が発表された。

 今回の措置は特に日本製だけを対象にしたものではないが、中国で人気のあるアニメの大半は日本製であることから、事実上、ターゲットは日本アニメの規制にあると見られている。中国国内では「海外文化に青少年が影響を受けすぎている」として規制に賛成する声が目立つが、規制に批判的な声も根強くあり、議論を呼んでいる。

自国文化と国産アニメ保護が狙いか

 今回の放送禁止措置はこのほど中国の国内メディアが伝えたもので、既に放送局などに通知されたというが、現時点ではどこまで徹底されるのかはよく分からない。しかし中国の放送メディアはほぼ完全に中国共産党の指導下にあるから、本気で禁止しようと思えば難しい話ではない。恐らくそのような線で実施されるのだろう。

 この措置の狙いは2つある。1つは「日本文化の影響が子供たちにあまりに強く及ぶのは好ましくない」という、いわゆる「文化侵略」阻止の側面である。もう1つは、中国はソフト産業育成の一環として国産アニメの強化を強く打ち出しており、そのための産業保護の側面だ。

 後者の経済的側面の方は、発展途上の国では程度の差はあれ自国産業保護のため政府が外国製品の流入を制限することはままある話で、かつては日本もその種のことをやってきた。好ましいこととは思わないが、やむを得ない面もあろう。

「92%のアニメが日本製」

 難しいのは「文化侵略」論の方だ。確かに報道によれば、「中国で放映された海外アニメ番組のうち日本のアニメが92%を占めて」(共同通信)いるのだそうで、日本発の文化に小さい頃からそれだけ触れていれば、何らかの影響を受けても不思議ではない。問題はそのことをどう認識するかである。

 日本の「文化侵略」に反対の人々の主なポイントは以下のような点にある。

※掲載後、上の文を一部修正しました。ご指摘をありがとうございました(編集部)

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