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実は「皇室報道」が大好きな中国人

2006年9月20日(水)

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 秋篠宮妃紀子さまが今月6日、男児を出産されたニュースは中国でも大きく報じられた。中国は社会主義国で、本来から言えば天皇制の思想とは相容れないはずだが、政府系メディアの皇室に対する姿勢は従来から一貫して非常に好意的だ。天皇、皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻などのお写真を多数掲載、「日本皇室迎来新成員」などと大きな扱いで伝えている。

わずか45分後に報道

 秋篠宮ご夫妻の長男(9月12日に「悠仁(ひさひと)」さまと命名)が誕生されたのは9月6日午前8時27分。わずか45分後の午前9時12分には中国国営通信社・新華社がこのニュースをネット版で全国に伝えている。「体重2558グラム、日本の皇室にとって41年ぶりの男子皇族の誕生」と詳細な記事である。

 もともと中国のメディアの日本の皇室に対する関心は高い。今回の紀子さまご懐妊についても、ご懐妊の発表時点から逐一報道されていた。

中国社会が興味を持つ理由

 興味の焦点は何と言ってもお子さまが男子か女子か、ということである。日本の皇室には41年前の秋篠宮さま以来、男子皇族のご誕生がないということは中国のメディアでも繰り返し報道されているから、多くの人が知っている。別に日本の皇室がどうなっても直接の関係はないようなものだが、もともと中国社会はこうした「血のつながり」に類する話が大好きだから、意外とみんな興味を持って読むのである。

 それだけに男子ご誕生ということで、中国国内での報道も天皇ご一家のお喜びと日本国内で一時期盛り上がった女系・女性天皇容認を柱にした皇室典範改定問題の行方を中心に伝えているものが多い。

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「実は「皇室報道」が大好きな中国人」の著者

田中 信彦

田中 信彦(たなか・のぶひこ)

BHCCパートナー

90年代初頭から中国での人事マネジメント領域で働く。リクルート、大手カジュアルウェアチェーンの中国事業などに参画。上海と東京を拠点にコンサルタント、アドバイザーとして活躍している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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