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水がない!将来、米国の2倍以上を消費するインド

  • 門倉 貴史

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2006年10月16日(月)

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 みなさんは、地球にどれだけの水があるかご存知でしょうか。

 現在、地球に存在する水の総量は約14億立方キロメートルです。これは、地球全体の表面を3000メートルの深さまで覆うぐらいの量になります。こう言うと、水は無尽蔵にあるかのような印象を受けますが、この水がすべて使えると思ったら大間違いです。

 人間が利用できる淡水は、そのうちたったの2.7%にすぎません。しかも、淡水の75.2%は氷河や凍土となっており、現実に私たちが利用できるのは淡水全体の24.8%程度、つまり937.4万立方キロメートル(=14億立方キロメートル×2.7%×24.8%)です。
 
 地球上に存在するほとんどの水が利用できないうえに、利用可能な地下水・地表水は特定の地域に偏って存在するため、世界で5億~10億人の人々が慢性的な水不足に苦しんでいます。

 そして、将来は水不足の問題が一段と深刻化してくることが予想されています。地球温暖化の影響で降雨量が減少し、また水の蒸発量も増えるなど、水の供給が限られる一方で、世界人口の増加や世界経済の急速な発展に伴い、大量の水を消費するようになるためです。

 では、将来、世界の水の消費量はどれぐらい増えるのでしょうか。

 国際食糧政策研究所(International Food Policy Research Institute, IFPRI)が行ったシミュレーションの結果によると、世界の水の消費量は1995年の段階では、1798.6立方キロメートルでしたが、2010年には1929.5立方キロメートルに、そして2025年には2080.5立方キロメートルに拡大する見込みです。95年から2025年までの30年間で1.2倍に膨らむことになります。

 これを先進国と開発途上国に分けてみますと、先進国では95年の440.3立方キロメートルから2025年には477.5立方キロメートル。37.2立方キロメートルの増加にとどまります。

 その一方、開発途上国では、95年の1358.3立方キロメートルから2025年には1603.0立方キロメートルへと、244.7立方キロメートルも増加します。つまり、水不足の問題は、主に開発途上国において深刻化するということです。

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