「門倉 貴史の「BRICsの素顔」」

紫外線予防で人気
過酷な自然環境が育てた南アの化粧品

人気のスキンケア化粧品が日本にも進出

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2006年10月23日(月)

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 今回は、「食欲の秋」ならぬ「美容の秋」ということで、スキンケアの分野で世界的に有名な南アフリカ共和国の化粧品市場を取り上げてみたいと思います。

 2010年のサッカーワールドカップ開催国として注目される南アフリカでは、多数の中産階級が誕生しています。女性の社会進出も進んでおり、豊かになった女性たちは、ファッションにも気を使うようになってきました。例えば、いま、黒人女性たちの間では、カツラが大流行しています。髪を短く刈り込んで、カツラをかぶることで、時間のかかる縮れ毛の手入れをする必要がなくなるのです。ヨハネスブルクなどの大都市部にはたくさんのカツラ専門店が立ち並んでいます。

 おしゃれを意識する女性の増加に伴って、南アの化粧品関連の市場は急拡大しています。ユーロ・モニターの調査によれば、南アの化粧品市場の大きさは2002年時点では128.0億ランドでしたが、2005年は187.5億ランド、2006年は204.4億ランドへと拡大する見通です。化粧品市場は、わずか4年間で1.6倍の規模に膨らむことになります(図表)。

図表 南アフリカの化粧品市場

 

 

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著者プロフィール

門倉 貴史(かどくら・たかし)

門倉 貴史

エコノミスト。1995年慶應義塾大学経済学部卒業後、(株)浜銀総合研究所入社。99年(社)日本経済研究センターへ出向、2000年シンガポールの東南アジア経済研究所(ISEAS)へ出向。2002年4 月から2005年6月まで(株)第一生命経済研究所経済調査部主任エコノミスト。2005年7月からはBRICs経済研究所のエコノミスト・作家として講演・執筆活動に専念。専門は、日米経済、アジア経済、BRICs経済、地下経済と多岐にわたる。



このコラムについて

門倉 貴史の「BRICsの素顔」

このコラムはニューヨーク、ロンドン、サンノゼ、香港、北京にある日経BP社の支局と協力しながら、米国や欧州はもちろんのこと、世界経済の成長点とも言えるブラジルやロシア、インド、中国のいわゆるBRICs、エネルギーや国際政治の鍵を握る中近東の情報を追っていきます。記者だけではなく、海外の主要都市で活躍しているエコノミスト、アナリストの方々にも「見て、聞いて、考えた」原稿を提供してもらいます。

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