今回は、「食欲の秋」ならぬ「美容の秋」ということで、スキンケアの分野で世界的に有名な南アフリカ共和国の化粧品市場を取り上げてみたいと思います。
2010年のサッカーワールドカップ開催国として注目される南アフリカでは、多数の中産階級が誕生しています。女性の社会進出も進んでおり、豊かになった女性たちは、ファッションにも気を使うようになってきました。例えば、いま、黒人女性たちの間では、カツラが大流行しています。髪を短く刈り込んで、カツラをかぶることで、時間のかかる縮れ毛の手入れをする必要がなくなるのです。ヨハネスブルクなどの大都市部にはたくさんのカツラ専門店が立ち並んでいます。
おしゃれを意識する女性の増加に伴って、南アの化粧品関連の市場は急拡大しています。ユーロ・モニターの調査によれば、南アの化粧品市場の大きさは2002年時点では128.0億ランドでしたが、2005年は187.5億ランド、2006年は204.4億ランドへと拡大する見通です。化粧品市場は、わずか4年間で1.6倍の規模に膨らむことになります(図表)。
ここから先は「日経ビジネスオンライン」の会員の方(登録は無料)、「日経ビジネス購読者限定サービス」の会員の方のみ、ご利用いただけます。ご登録のうえ、「ログイン」状態にしてご利用ください。登録(無料)やログインの方法は次ページをご覧ください。




からのご案内




