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1台のプリンターが結ぶ親子の絆

パソコンで親孝行はできない?

  • ニューヨーク支局 ステイシー・スミス

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2006年10月31日(火)

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 離れた土地で暮らす両親からコンピューターのことを尋ねられて、困った経験を持つ人はいないでしょうか。若い人同士ならともかく、相手がお年寄りとなると、電話口では、なかなか説明しづらいものです。

 若者が都会に向かい、田舎にお年寄りだけが残るのは日本に限った話ではありません。米国でも若者はニューヨークやサンフランシスコなど東西海岸沿いの都市に住みたがります。その結果、パソコンやインターネットなどのIT(情報技術)を使いこなせる人とそうでない人の地域間格差が生まれています。

メッセージや写真を「紙」で伝える発想

 こうした問題を解消するための商品が最近、登場しました。今年10月に始まった「プレスト」サービスです。お年寄りなどコンピューターの知識に乏しい人の自宅にプリンターを設置し、それをネット接続することで、メールや写真、各種情報を「紙」ベースで伝えます。

 「せっかく母親に電子メールで写真を送っても、彼女はどうしても見ることができなかった。それがサービスを始めようとしたきっかけ」。こう語るのは、このサービスを手がけるプレスト(カリフォルニア州)の創業者、ジョー・ベニナトCSO(最高戦略責任者)です。

 
プレストの創業者ジョー・ベニナト氏

 ベニナトさんが思いついたのがプリンターの活用でした。お年寄りでコンピューターが苦手な人は、「パソコン」とか「インターネット」と聞いただけで、アレルギーを起こしがちです。そこで紙に印刷することで、抵抗感を和らげようと考えたのです。

 このアイデアを実現するために、いくつかのプリンターメーカーに話を持ち込みました。その結果、最も積極的だった米ヒューレット・パッカード(HP)と提携することになり、同社と共同で専用の印刷機「プリンティング・メールボックス」を開発しました。このメールボックスはネットで接続され、プレストが集中管理します。情報を送りたい人は、プレストが運営するウェブサイトを使って、様々な印刷の指示を出せます。

 例えば、最近撮ったデジタル写真を両親に送りたい子供がいたとします。

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三品 和広 神戸大学教授