「門倉 貴史の「BRICsの素顔」」

門倉 貴史の「BRICsの素顔」

2006年11月6日(月)

ポストBRICsの最有力候補は「VISTA(ビスタ)」

中長期の成長力で考えた次の「進出先」「投資候補」

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 中長期的に高成長が期待できる有力新興国としてBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)4カ国が日本をはじめとする先進諸国の注目を集めていますが、最近では、BRICs以外にも次世代の有力新興国として様々な国が台頭しつつあります。まさに世界経済は「フラット化」してきていると言えるでしょう。

 そうした流れの中、先進諸国の間では、新たな企業の進出先、株式の投資先としてポストBRICsを模索する動きが広がってきました。

 BRICsの名づけ親であるゴールドマン・サックスのチームは2005年12月にポストBRICsとして「ネクスト−11」を選定、バングラデシュ、エジプト、インドネシア、イラン、韓国、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、トルコ、ベトナムの11カ国を取り上げました。しかし、ネクスト−11は玉石混淆となっており、各国の中長期的な成長力についてはよく見極めていく必要があるのではないでしょうか。

 今回、筆者は、新たにポストBRICsの最有力候補グループとして「VISTA」(ビスタと発音)を提唱したいと思います。

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著者プロフィール

門倉 貴史(かどくら・たかし)

門倉 貴史

エコノミスト。1995年慶應義塾大学経済学部卒業後、(株)浜銀総合研究所入社。99年(社)日本経済研究センターへ出向、2000年シンガポールの東南アジア経済研究所(ISEAS)へ出向。2002年4 月から2005年6月まで(株)第一生命経済研究所経済調査部主任エコノミスト。2005年7月からはBRICs経済研究所のエコノミスト・作家として講演・執筆活動に専念。専門は、日米経済、アジア経済、BRICs経済、地下経済と多岐にわたる。


このコラムについて

門倉 貴史の「BRICsの素顔」

このコラムはニューヨーク、ロンドン、サンノゼ、香港、北京にある日経BP社の支局と協力しながら、米国や欧州はもちろんのこと、世界経済の成長点とも言えるブラジルやロシア、インド、中国のいわゆるBRICs、エネルギーや国際政治の鍵を握る中近東の情報を追っていきます。記者だけではなく、海外の主要都市で活躍しているエコノミスト、アナリストの方々にも「見て、聞いて、考えた」原稿を提供してもらいます。

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