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先読み2007
高成長路線を走る中国のリスク

  • 門倉 貴史

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2006年12月28日(木)

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 中国経済は高成長路線が持続しています。2006年7~9月期の実質GDP(国内総生産)成長率は前年比10.4%増と3四半期連続で10%超の成長を記録、2006年通年の経済成長率が政府目標の8%増を上回るのは確実な情勢となっています。中国経済は2007年も高成長が持続するのでしょうか?

企業の投資活動は

 2007年の中国経済を展望すると、貸出基準金利の引き上げなど景気過熱を抑制するための金融引き締め政策が継続されるので、企業の投資活動は鉄鋼や不動産、セメントといった過熱投資指定業種を中心に減速すると見られます。ただし、北京オリンピック 上海万博関連のインフラ投資、第11次5カ年計画(2006年から2010年まで)に沿った環境関連の投資、内陸部の西部大開発関連投資が増えるため、投資の減速幅は小さなものにとどまるでしょう。

個人消費は良好 携帯電話に着目

 一方、個人消費は雇用・所得環境が引き続き良好に推移する中、沿岸都市部を中心に高い伸びになることが予想されます。注目されるのは 携帯電話市場です。2007年は、中国で携帯電話の第3世代が開放される予定となっており、これが実現すれば携帯電話市場の大幅な拡大が期待できます。

 外需については、インフレを懸念する中国人民銀行が2007年に人民元の上昇をある程度容認すると見られ、この影響で輸出の伸びは鈍化し、外需の成長への寄与は低下すると考えられます。

 個人消費は加速するものの投資と外需が減速するため、実質経済成長率は前年比10.0%増と2006年(見込みで前年比10.6%増)に比べると若干鈍化する見通しです。

リスクは?

 中国経済の先行きについてはリスク要因も少なくありません。2007年の中国経済を見通すうえで大きなリスクのひとつは、金融セクターの動向です。

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