「門倉 貴史の「BRICsの素顔」」

インドでは、ホテルの予約はお早めに

外国客の急増でホテル不足 高級ホテルの客室料金は上昇

  • 門倉 貴史

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2007年1月15日(月)

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 2006年7〜9月期の実質GDP(国内総生産)成長率が前年同期比9.2%増となるなど、最近のインド経済は急成長しています。2005年度の経済成長率は前年度比8.4%増となりましたが、2006年度も8%台半ばの高成長を達成すると見込まれます。景気の牽引役は消費や投資といった内需です。最近では、ニューデリーやムンバイなどの都市部を中心に住宅投資が急速な勢いで拡大しています。07年度は、外資導入の効果とIT(情報技術)関連産業の成長、国内消費の拡大により前年度比8.6%増の高成長を達成すると予測されます。

 インドが、中国に続く有力新興国として世界的な注目を集める状況下、欧米や中東、アジア地域などからインドを訪れるビジネスマンや観光客の数も急増しています。地理的には距離が離れていますが、日本においても、インドへの進出を計画する企業の幹部などが視察団を編成してインド各地を頻繁に訪れるようになってきました。ビジネス目的だけではありません。ムガール帝国の遺跡やアゴラのタージマハル廟、カジュラーホーのヒンズー教寺院群にあるミトゥナ像など、もともとインドは観光資源が豊富な国です。個人旅行でインドの観光地を訪れる日本人の数も増えています。

2006年の外国人観光客は445万人以上

 では、どれぐらいの人が海外からインドを訪れているのでしょうか。インド政府の統計によると、インドが高成長路線に入り始めた2003年頃から観光客数と観光収入の増加傾向が鮮明になっています。2006年1月から10月までの実績をもとに推計すると、2006年の外国人観光客数は前年比13.1%増の445万4584人、観光収入は同15.8%増の2916億ルピーに達したと見られます(図表1、図表2)。

図表1 インドを訪れた外国人観光客数(ビジネス客を含む)
図表1 インドを訪れた外国人観光客数(ビジネス客を含む)
図表2 インドの海外からの観光収入(ビジネス客を含む)
図表2 インドの海外からの観光収入(ビジネス客を含む)

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