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インドでは「娘が3人いると家が潰れる」

  • 門倉 貴史

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2007年1月22日(月)

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 約11億人の巨大な人口を抱えているうえ、婚姻率の高いインドでは、毎年たくさんのカップルがお見合いなどで結婚しています。

 インドでは、農村部を中心に、娘が結婚する際、親が花嫁に高価な金や銀のアクセサリーを持たせることが一般的な風習(ダウリー制度)となっているため、婚礼シーズン(8月から9月)には、宝飾用の金需要が大幅に増加します。インドは世界第1位の金消費大国ですが、購入される金の大半は、婚礼用に使われているのです。

インドでは結婚式が年々ハデに

 日本では結婚式の「ジミ婚」化が進んでいますが、経済発展が著しいインドでは、結婚式が年々「ハデ婚」化する傾向にあり、それに伴って、ダウリーの金額も上がってきています。インドには古くから「娘を3人持つと家がつぶれる」という諺があります。これは、娘が結婚するたびに結婚相手の家に多額の持参金や品物を贈らなくてはならず、3人目の娘が結婚する時には家が破産してしまうというものです。近年では、花婿の家が要求するダウリーの金額が上昇しているので、娘の数が2人であっても家がつぶれてしまうケースがあるようです。

 また、婚礼シーズンになると、披露宴を盛り上げるための動物(象、ラクダ、白馬)が各地で調達されます。花婿は白馬にまたがり、象やラクダに先導されながら、公道をパレードします。婚礼のパレードは、交通渋滞の一因にもなっています。

 ところで、世界には様々な結婚の形態があります。現代の日本は「一夫一婦制」ですが、イスラム諸国のように、「一夫多妻制」が認められている国もあります。最近では、同性の結婚を認める国も出てきました。

 しかし、人類史上最もユニークな結婚は、かつてのインドで広く行われていたと言われる「木婚」(ツリー・マリッジ、モック・マリッジ)でしょう。これは、読んで字のごとく、人間が植物の樹木と結婚するというものです。結婚して5年目の記念日を「木婚式」と言いますが、インドの場合は、本当に樹木と結婚してしまうのです。

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