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不評「ビスタ」の真価

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2007年2月13日(火)

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 1月末、ついに「ウィンドウズ・ビスタ」が発売されたが、大方の人にはビスタを買う必然性が分からないだろう。

 マイクロソフトのビル・ゲイツ会長による鳴り物入りの発表や数億ドルに上る販売予算はさておき、ビスタにはいくつも新機能が搭載されたのに、パソコンの使い方ががらりと変わるような目玉が見当たらないのである。

 ビスタが進化していないということではない。「ウィンドウズXP」が発売された5年前を思い出してほしい。当時はまだ不吉なブルースクリーンの時代。使用中のパソコンがクラッシュした時に突然現れる、あの青い画面のことだ。

デジタル生活簡単に

 XPはパソコンの信頼性を改善させた。だが後から振り返ってみると、個人ユーザーにとっての本当のブレークスルーは娯楽をデジタル化する機能だった。XPは音楽や写真、動画をハードに格納するのを至極簡単にした。

 もっともXPはそこ止まりだった。パソコンにCDをコピーすることは簡単になったものの、デジタル化の利点を生かし、そのデジタル音楽を聴く便利さを体感するには米アップルの「iPod」の登場が必要だった。

 それに写真。昨年1年だけで20億枚もの写真が撮られたが、それらの写真はXP搭載パソコンに保存されたまま。それでは箱の中にスナップ写真を放り込んでおくのと大差ない。

 そこでビスタの登場である。非難を覚悟で言えば、マイクロソフトに対する酷評や冗談をよそに、ビスタはXPを大きく凌ぐOS(基本ソフト)として世に受け入れられていく。セキュリティーの高さや起動の速さだけではない。ユーザーが数年後に今を振り返れば、ビスタの最大の進化は、長年蓄積してきたコンテンツを実際に使えるようにした点だったということになるだろう。

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