• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

そんな日中友好は要らない

温家宝来日を機に問いたい「官製親日」の今後

  • 谷口 徹也

バックナンバー

2007年4月11日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 先週、出張で上海と北京に行った。宿泊は両都市ともNHKの海外放送が映らないホテルだったため、見るともなしにチャンネルを頻繁に変えながら中国のテレビを見ていた。

 そこで目に留まったのが、中国語吹き替えで放映していた日本のテレビドラマ「白い巨塔」だ。こんな番組が日中の地上波で放送されていて、ちょっと興味深かった。

温家宝首相来日キャンペーンだった

 と思ったら、今度は別のチャンネルで「岩松看日本(岩松が日本を見る)」という番組をやっていた。白岩松という中国中央テレビの人気キャスターが日本の各地を訪問して紹介したり、日本の著名人にインタビューしたりするという内容だ。

 詳細やニュアンスまでは分からなかったが、基本的には日本を好意的にとらえた番組内容と言っていいのだろう。

 香港に戻ってからインターネットで報道記事を見て、これらの番組は4月11日から予定されている温家宝首相の訪日に向けた、中国側の「日本キャンペーン」であることを知った。さらに、中国の中央電視台で安倍晋三首相のインタビューが放映されたとも聞いた。これらは中国国民の日本に対する理解を深めるための活動の一環とのことだ。

 「なあんだ、またか…」。そう思って、白けてしまった。

 中国の人たちに日本を理解してもらう。好意的に思ってもらう。その活動そのものは日本にとってありがたく、好ましいものであることに違いはない。問題なのはいつも“官製”であり、裏に明らかな政治的意図があることだ。

反日デモは構わない、でもなぜ日本だけなのか

 安倍首相が就任直後に中国を訪問し、中国もそれを好意的に受け止めた。そんな、最近の親日、親中報道を見るたびに思い出すのは、2005年春に中国各地で繰り広げられた反日騒動だ。

コメント11

「谷口徹也の「北緯22度通信」」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

リストラなどつらい経験もありましたが、多くの山に登ったことで、別の景色が見えやすくなりました。

吉田 秀俊 VAIO社長