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拡大する中南米のテレビ広告市場

電通もアルゼンチン、ブラジルに参入

  • 門倉 貴史

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2007年5月14日(月)

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 ポストBRICsの有力グループVISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ共和国、トルコ、アルゼンチン)の一角を占めるアルゼンチンでは、同軸ケーブルや光ファイバーを使ったネットワークによるケーブルテレビ(CATV)が非常に発達しています。

 アルゼンチンにおけるケーブルテレビの加入世帯数は、2004年時点で590万世帯と、ブラジル(235.8万世帯)を抜いて南米で最大となっています。

ケーブルテレビ大国 アルゼンチン

 ケーブルテレビに加入している世帯が全世帯に占める比率は58.4%と、過半の家庭がケーブルテレビに加入している計算になります。アルゼンチンは世界でも有数のケーブルテレビ大国と言えるでしょう。

 チャンネルの数も多く、南米だけでなく、欧州や米国など世界各国の番組を視聴することができます。首都ブエノスアイレスなどの大都市部では、ケーブルテレビで約70ものチャンネルを視聴することができるそうです。アルゼンチンのケーブルテレビでは、スポーツ番組(特にサッカー関連の番組)が充実しているという特徴があります。

 かつて、アルゼンチンには2000近くのケーブルテレビ局がありましたが、近年では、規制緩和が進み、競争が激化する中で淘汰が進んでいます。アルゼンチンは1991年に米国と相互投資貿易協定を結んでおり、これに伴い、1990年代に入ってメディア産業に米国企業が積極的に参入するようになってきました。

 1990年代における、アルゼンチンの有力ケーブルテレビ局は、米国のテレ・コミュニケーションズ(TCC)が出資する「ケーブル・ビジョン」と、アルゼンチンの国内のメディア大手クラリンが出資する「マルチカナル」、そして、米国のタイム・ワーナーが出資する「VCC(Video Cable Communication)」でした。

 しかし、90年代後半以降は、この有力3局を巡って大きな動きが出てきています。まず、1998年には、「VCC」が「ケーブル・ビジョン」と「マルチカナル」に買収されました。そして、2006年9月には、アルゼンチンのクラリンと米国のフィンテック(Fintech)が共同で「ケーブル・ビジョン」と「マルチカナル」の経営権を取得しました。「ケーブル・ビジョン」と「マルチカナル」を合わせたケーブルテレビ加入者数は240万世帯にも達します。

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