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米国株の先行きに暗雲

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2007年6月13日(水)

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 投資判断につきものの普通の“不確実性”がある一方、普段は明晰な投資家をも困惑させるような甚大な不確実性がある。今、米国の株式市場を押し上げてきた企業収益が後者の領域に入ろうとしているようだ。

読めない企業収益

 甚大な不確実性は大抵、市場が満足感に浸っている時に生まれる。そう、例えば今のように。米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500株価指数が最高値圏にある中、投資家は依然強気だ。今、信用取引によって買われた株の時価は過去最高に達している。

 投資する理由は多々ある。金利は安定しており、M&A(企業の合併・買収)は活発。企業は狂ったように自社株買いをし、企業収益は好調が続いた。

 しかし今、企業収益に関して甚大な不確実性の到来を示すサインが出ている。米経済は第1四半期に減速し、ガソリン価格は上昇。社債市場は崩壊の兆しを見せており、海外市場はいつ冷え込んでもおかしくない。どれか1つが起きても、1株利益は激減する。

 大手ファンド、メインステイのストラテジスト、ウィリアム・クナップ氏は言う。「今、非常に混乱したシグナルが出ているのに、投資家は慢心し、奇跡的にインフレが消え去り、経済と企業収益の伸びが高い水準に戻ると思っている」。

 収益予測は至難の業になりつつある。今年初め、ウォール街はS&P500構成企業の増益率を9%と見ていた。だが2月にサブプライムローンの問題が表面化。米連邦準備理事会(FRB)のアラン・グリーンスパン前議長が年内に景気後退期に入るとの見方を示すと、アナリストは急ぎ計算し直し、第1四半期の増益予想を3.5%に引き下げた。

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