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高まるエタノール熱

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2007年6月26日(火)

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 ブラジルの国営石油企業ペトロブラス元総裁のフィリペ・ライヒスツル氏は、エタノールが儲かることは分かっていた。だが彼は、急成長するバイオ燃料分野で大成功するには資金潤沢な投資家が必要なことも分かっていた。

 そこで昨年、アメリカ・オンライン共同創業者のスティーブ・ケース氏がサトウキビ系エタノールに興味を示しているという話を聞くと、すかさず接触を試みた。

出資者の豪華な顔ぶれ

一流投資家がブラジルのサトウキビ畑に殺到している

一流投資家がブラジルのサトウキビ畑に殺到している(写真:Lalo de Almeida/Contrasto Redux)

 最近、多くの一流投資家がブラジルのサトウキビ畑に商機を見いだし、プライベートエクイティ(未上場株)投資会社や農業ビジネス大手、起業家が押し寄せている。

 ブラジルは世界最大のエタノール輸出国で、生産量では米国に次ぐ世界2位。同国の車はエタノールかガソリンとの混合燃料で走る。そしてブラジルのサトウキビ系エタノールは米国のトウモロコシ系エタノールより生産コストが3割安い。

 ライヒスツル氏が大金を集められたわけである。彼はケース氏のほか、サン・マイクロシステムズ共同創業者のビノード・コスラ氏、スーパー長者のロン・バークル氏、映画プロデューサーのスティーブ・ビング氏、世界銀行元総裁のジェームズ・ウォルフェンソン氏を誘い、ブラジリアン・リニューアブル・エナジー(通称ブレンコ)を設立した。

 米国人投資家が合計3100万ドル、ブラジル人が2000万ドル出資したブレンコは3月、さらに1億5000万ドル近い資金を欧米の投資家から調達。22億ドル投じて150万エーカーのサトウキビ畑を作り、工場を10棟建設、主に輸出向けに2014年までに年間10億ガロンのエタノールを生産する計画だ。

コメント2件コメント/レビュー

現在、フランスから輸入しているバイオエタノール燃料ですが、ブラジルからの輸入準備も着々と進んでいるようですね。国産バイオ燃料生産にとっては脅威ですが。(2007/06/26)

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いただいたコメント

現在、フランスから輸入しているバイオエタノール燃料ですが、ブラジルからの輸入準備も着々と進んでいるようですね。国産バイオ燃料生産にとっては脅威ですが。(2007/06/26)

トウモロコシは今でも中南米住民の主食だ。それを人の口に入れる代わりにアルコールにして車の給油口に飲み込ませる作戦だ。1年間に食べる量に匹敵するトウモロコシ200KgでガソリンIOOLにもならない。発酵プラントのエネルギ消費もバカにならない。サトウキビの場合も絞り出した糖蜜液をアルコ-ル発酵に回すか砂糖にするかの違いはあるが、大豆耕作を捨ててサトウキビ栽培に一斉に走れば、味噌醤油の生活をしている日本人庶民の食卓は大打撃を受け、不正な水増しアルコールでエンスト頻発となる。いずれにしても世界の飢餓人口が激増し、地球的規模で食糧の供給が大混乱するだけの話だ。相変わらず高級車を乗り回す者はそんなことに頓着せず、テキサスやブラジルの大農家は大儲けだ。(2007/06/26)

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