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セレブ限定SNSの内側

フェースブックやマイスペースが脱帽する“小さな世界”

2007年9月4日(火)

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Catherine Holahan (BusinessWeek.com記者、ニューヨーク)

米国時間2007年8月21日更新 「Way Too Good for Facebook or MySpace?

 ロジャー・アレン・コナー・ジュニア氏は、一般庶民には興味がない。つまり、マイスペース(NWS)やフェースブックのように誰でも参加できるソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)にぞろぞろ集まってくるような連中だ。「SNSの多くはかなり品質が低く、有益なコネなど持たない人ばかりだ」。現在22歳のコナー氏は、米ノースカロライナ州にコンサルティング会社サイロIQを創業し、若くして成功をつかんだ。

 「リンクトイン」のようなビジネスパーソン専用SNSにも満足できなかった。あからさまに言えば、コナー氏が欲しいのは社会的影響力に溢れた友人である。大きな取引にサインしたら自家用ジェットにさっそうと飛び乗り、ニューヨークのナイトクラブ「バンガローエイト」には顔パスが利く。縦横に張り巡らされたコネクションを使って、コナー氏の会社をこれぞというキーマンに紹介してくれる──。

 ずばり、セレブご用達のSNS「aSmallWorld(ア・スモール・ワールド)」にログインできる人々とコナー氏はおつき合い願いたいと思っている。狭き門の向こう側にいる会員たちは「aSW」と呼ぶ。規模を誇るSNSが多い中、ここでは「大きいことは悪いこと」と考えられている。

“お高くとまってたやつら”の社交場?

 aSWのようなSNSでは、カネと権力を持った人々が集う高級カントリークラブと同様に、会員数が厳重に管理されている。aSWの場合、特別な会員の推薦がなければ新しいメンバーになることはできない。創設者のエリック・バッハトマイスター氏は、このサイトの開発にあたってWeb 2.0のビジネスモデル──多くのアクセスを集めて大手企業に広告を販売する──を採用しなかったのだ。その代わりに、財を成したエリート集団が形成する輪の内側にいる人々に会員を限定した。

 「見たことも聞いたこともない部外者がたくさん入り込んできたら、何の役にも立たなくなってしまう」とバッハトマイスター氏。その目標は、「会員がもっと積極的に情報を交換できるようなプライベートな場所を創り出すこと」なのだと言う。

 aSWに対する評価は両極端だ。嫌味なほどお高くとまっているというのが一方。もう一方はまだ富裕層への絞り込みが足りないというものだ。メンバーになれない者たちは腹いせに「スノッブスター(お高くとまったやつら)」と悪口を言い、招待されなければ加入できないという制限は、インターネットの発展を支えた「開かれたコミュニケーション」という思想に反するものだと正論を吐く。会員は会員で、採算を取るために「価値のない者」を安易に受け入れているのはけしからんと不満をあらわにしている。

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