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店長のウォルマート改造計画

苦境の巨人、復活の王道はやはり“現場”にあった

2007年9月6日(木)

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Pallavi Gogoi (BusinessWeek.com寄稿ライター)

米国時間2007年8月21日更新 「How to Fix Wal-Mart? Ask Its Managers

 米小売最大手ウォルマート・ストアーズ(WMT)は、この2年間、未曾有の業績不振に見舞われてもがき苦しんできた。そんな中でさえ、CEO(最高経営責任者)のリー・スコット氏が強気の姿勢を崩すことはなかった。

 だが8月14日、第2四半期(5~7月期)の決算を発表した時のスコット氏は、明らかに落胆した様子だった。通年の利益予想も下方修正した。「我々自身予測していなかった結果だ」と失望を隠そうとしなかったのである(BusinessWeek.comの記事を参照:2007年8月14日「Wal-Mart's Earnings Warning」、2007年8月14日「The Implications of Wal-Mart's Warning」)。

 アーカンソー州ベントンビルのウォルマート本社が、軌道修正に躍起となっているのは明白だ。業績の伸びに力強さはなく、2006年の既存店売上高はわずか1.9%増にとどまった。これは創業以来、最低の水準である。売り上げ増を狙って打った一連の方策も不発に終わった。特に高級な衣料品や日用品などを品揃えに加え、高所得層を取り込むという目論見は見事に失敗した(BusinessWeek.comの記事を参照:2007年4月3日「Wal-Mart's Midlife Crisis」)。

 ウォルマートの株価はここ52週間最安値の43.59ドル付近で推移している。ウォール街のアナリストは、下方修正後の利益見通しすら達成できるかどうかを疑問視している。「商品戦略の失敗が続けば、第4四半期の目標達成も厳しいだろう」と、ゴールドマン・サックス(GS)の小売りアナリスト、アドリアンヌ・シャピラ氏は指摘する。

創業者サム・ウォルトン氏の“魂”、いまだ現場に宿る

 どうすれば、“巨人”は立ち直るのか──。新たなアイデアを求めてビジネスウィーク誌は、顧客に最も近い存在である店舗マネジャーを訪ねることにした。全米各地で会ったのは十数人。現職もいれば、最近退職した元マネジャーもいる。マスコミと接触することを会社から禁じられているとして協力を断る人もいたが、多くは喜んで取材に応じてくれた。自分の考えと会社の方針とのズレが大きいので、社外の人との方がウォルマートの課題について率直に話せるとまで言う人もいた。

 我々が会ったマネジャーたちは、ウォールマートの行く末を深く案じていた。生活と仕事がかかっているのだから当然ではある。だが、それだけではなかった。米国の成功物語の根底にあった“魂”のようなものを心から信じていたのである。

 彼らは小売りの現場で長い年月を過ごし、商品を消費者に売るという商売に関する豊富な知識を身につけたベテランばかりである。社歴を足し合わせれば100年を超える。

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