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買収ブームが急減速

プライベートエクイティの買収68%減、第3四半期には底打ち?

2007年10月5日(金)

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Steve Rosenbush (BusinessWeek.comシニアライター、ニューヨーク)

米国時間2007年9月27日更新 「Behind the Buyout Bust

 プライベートエクイティ(非上場株)投資会社による買収活動が今年第3四半期(7~9月)に急減速した。

 米調査会社ディーロジックの9月27日付リポートによると、プライベートエクイティの買収総額は第2四半期と比べて68%減少した。流動性の危機の影響で、買収を成立させるために不可欠な信用機能が吹き飛んでしまったからだ。

 金融危機の最中に買収活動が落ち込むのは当然としても、このリポートの詳細は市場激変のマグニチュードを如実に示している。

 例えば、プライベートエクイティの買収の規模。9月中に成立した買収金額10億ドル以上の大型案件は全世界でわずか3件と、最盛期の1割に過ぎない。過去最高の30件を記録したのは、ほんの5カ月前の5月のことだ(BusinessWeek.comの記事を参照:2007年7月27日「Bye-bye, Private Equity Premiums」)。

 「活況に沸いた市場の動きが止まり、この第3四半期にはプライベートエクイティの買収ペースが急減速した」。ディーロジックは第3四半期分析の速報で、こう報告している(最終版は10月1日発行予定)。

大打撃を受けた米国M&A市場

 同リポートによると、減少しているのはプライベートエクイティの買収だけではない。M&A(企業の合併・買収)活動が全体的に減速しているのだ(BusinessWeek.comの記事を参照:2007年7月19日「Is the End of the M&A Boom at Hand?」)。

 買収活動の鈍化は米国が最も顕著なものの、世界的な傾向だ。全世界における今年第3四半期のM&A総額は9921億ドルで、第2四半期の1兆7000億ドルから43%も急減した。それでも昨年第3四半期の7995億ドルよりは、24%増加している。

 大揺れする市場にあっても、有力投資銀行はその地位を堅持した。M&Aのアドバイザリー業務では米ゴールドマン・サックス(GS)が首位で、第3四半期に343件、買収金額にして総額1兆ドルを上回るM&Aに携わった。これに続くのが、モルガン・スタンレー(MS)、JPモルガン・チェース(JPM)、シティグループ(C)、そしてスイスのUBS(UBS)だ。

 M&A活動が最も落ち込んだのは米国である。住宅部門に端を発した信用収縮の震源地だ。今年第3四半期のM&A総額は3080億ドルと、第2四半期に記録した6060億ドルの半分近くに落ち込んだ。もっとも、昨年第3四半期の2741億ドルと比較すると、13%増加している。

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