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エアバスA380、ついに就航へ

贅を尽くしたファーストクラスの個室にため息

2007年10月29日(月)

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Carol Matlack (BusinessWeek誌、パリ支局長)

米国時間2007年10月15日更新 「Airbus A380: In Business at Last

 ファーストクラスの個室は、サルバトーレ・フェラガモのバスルーム用品、ジバンシーのシーツや食器などの高級ブランドでいっぱい。エコノミークラスでさえ全席にUSBポートがあり、100作品から好きな映画を選べる――。

 総2階建て、世界最大の次世代旅客機「エアバスA380」は、メーカーの言葉通り「全く新しい空の旅」を演出してくれるのか。シンガポール航空の乗客はまもなくその答えを知る。

シンガポール-シドニー間で就航

 当初計画から遅れることほぼ2年、今月ついに超大型A380型機がシンガポール-シドニー間で商用運航を開始する。定価は3億2000万ドルだが、実売価格はそれよりも安い。ここ数カ月、試験飛行や航空ショーへの出展で世界の注目を集めてきたが、10月15日まで室内設計は極秘だった。この日シンガポール航空は、欧州エアバス本社のある仏トゥールーズで正式に1号機の引き渡しを受けた後、機内設備を初公開した。

 シンガポール航空は旅行者を手厚くもてなすことで知られている。この機体も室内に贅の限りを尽くしている。最も目を引くのは、やはりファーストクラス。折りたたみ式ドアのついた12の個室には、ジバンシーのクッションと羽毛布団のシングルもしくはダブルベッドのほか、椅子とテーブルも置かれている。

 「これまでにない“お客様だけの空間”で、空の旅をお楽しみいただけます」と、シンガポール航空の製品・サービス担当上級副社長のヤップ・キム・ワー氏は言う。

引き渡しの遅れで利益がふいに

 シンガポール航空にとっては、長らく待たされた挙げ句のA380納入だ。最初の遅延は昨年6月。エアバスが「複雑な配線に問題が生じた」として、1号機の引き渡しを年末まで延期すると発表したのである(その後、いくつかのエアバス施設で使用していたソフトウエアの不整合が原因と判明)。その期限もさらに延期され、今年に入って10カ月経った今月になってようやく商用運航のメドがついた。

 引き渡しの遅れはシンガポール航空にとって痛手となった。収益性の高いA380の運航を事業計画に織り込み済みだったためだ。だがエアバスが自ら被った打撃はそれをはるかに上回る。2007~2010年に見込んでいた営業利益60億ドル超がふいになったうえ、遅延で損害を受けたシンガポール航空をはじめとする早期購入客に対する違約金まで加わった。

エコノミークラスにはこれといった特徴なし

 さて、話を戻して、この超大型機の特徴をもう少し見てみよう。ファーストクラスの機内食のメニューを考案するのは、英国とフランスの有名シェフ、ゴードン・ラムゼイ氏とジョルジュ・ブラン氏。ジバンシーの磁器と銀の食器で、クリスタルガラスに注がれたワインと共に供される。

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