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ブラックマンデーから20年

その日の株式市場はどんより曇り空

2007年11月2日(金)

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David Bogoslaw (BusinessWeek.com、投資チャンネル記者)

米国時間2007年10月19日更新 「Stocks: An Unhappy Anniversary

 「デジャブがよみがえる」――。米国版の長嶋茂雄監督とでも言うべき往年のメジャーリーガー、ヨギ・べラ監督の口癖のようにはならなかったようだ。

 だが、10月19日は1987年のブラックマンデー(株式市場暴落)からちょうど20周年に当たる。その記憶が、投資家の不安を駆り立てたのかもしれない。

7月以来最大の下げ幅

 10月19日、米国の主要株価指数は7月末以来最大の下げ幅を記録し、大幅安で引けた。米国経済の減速懸念が再燃したことを反映した形だ。再燃のきっかけは、米建設機械最大手キャタピラー(CAT)が悲観的な業績見通しを発表したことや、信用市場に問題悪化の兆候が新たにいくつか表れたことだ。原油価格は6日間連続で上昇。その後やや下げたものの、投資家の不安は徐々に拡大しつつある。

 ダウ工業株30種平均は、前日比366ドル94セント(2.64%)安の1万3522ドル2セントとなった。これより構成銘柄の多い米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のS&P500株価指数は、同39.45ポイント(2.56%)安の1500.63で引けた。ハイテク株の多いナスダック総合指数も、2750を割り込んだことでテクニカルな売りが入り、同74.15ポイント(2.65%)安の2725.16に下がった(S&Pはビジネスウィーク同様、ザ・マグロウヒル・カンパニーズの事業部門である)。

 騰落比率を見ると、ニューヨーク株式市場では、下落28銘柄に対し高騰5銘柄、ナスダックでは同25に対し5である。グーグル(GOOG)やマクドナルド(MCD)のように大増益を発表した米企業に対しても、投資家の反応はいま一つだった。

 キャタピラーは今年の利益予想を下方修正するに当たり、景気の見通しが明るくないとの見方を示した。第2四半期の利益は今年下半期で食いつぶされつつあり、顧客の大部分を占める住宅、鉱業、建設といった業種は今や不況期にある。商業施設の建設が不況業種に挙げられたため、一部の関係者の警戒が高まった。この部門は信用市場の大混乱にもかかわらずよく持ちこたえているとエコノミストから評価されていたからだ。

強気市場に終わりが訪れた?

 ここ5年ほど続いていた強気市場に終わりが訪れたという意見には根拠があるわけではない。「だが、経済全般の傾向や状況を考えると、そういう意見に傾いても無理はない」と、米調査会社リゾルツ・リサーチ・アンド・アナリティックスの主任マーケット・ストラテジスト、バリー・リゾルツ氏は言う。

 リゾルツ氏によれば、今後18~24カ月内に景気後退が起こる確率は65%。そうなれば、相場は1~2割、ことによると3割まで下げ方向で調整されるだろう。景気後退期の調整局面にはよくあることだ。

 かつて、スリーエム(MMM)やハネウェル・インターナショナル(HON)といった米大手企業には、ドル安がプラスに働くと見られていた。しかし弱気相場への反転が避けられないとなっては、それほど安全な株とは言えないとリゾルツ氏は指摘する。

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