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中国自動車市場の憂鬱

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2007年11月6日(火)

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 中国の自動車市場は年初から24%の伸びを見せている。メーカー各社はぼろ儲けと思いきや、多くのメーカーは打撃を受けている。今期の目標に販売台数が全く届かず、15%の値引きを強いられ、利益が圧迫されているのだ。

吉利汽車は今期の生産台数を、当初予定の24万台から19万台に引き下げた

吉利汽車は今期の生産台数を、当初予定の24万台から19万台に引き下げた (写真: Quilai Shen/The New York Times/Redux)

 価格戦争は「自動車メーカーに多大なプレッシャーを与えている」と吉利汽車の幹部ローレンス・アン氏は言う。同社は今期の生産台数を24万台から19万台へ引き下げた。「粗利は高いと言えず、原材料費は急騰している。コスト削減するだけで溝は埋め切れない」。

 中国ブランドだけではない。シティグループのアナリスト、チャールズ・チェン氏によれば、「ビュイック」と「シボレー」を生産する米ゼネラル・モーターズ(GM)の上海事業は今期の生産目標が5%の未達に終わり、「アコード」と「フィット」を生産する広州ホンダは、目標に18%届かない見通しだ。

ホンダも現代も小型車で苦戦

 仏プジョーシトロエングループの合弁会社は21%、韓国の現代自動車は29%目標を下回るという。「2007年の自動車市場は、中国の組み立てメーカーの多くを落胆させた」。チェン氏は10月5日付のリポートでこう書いている。

 最大の問題は小型車である。1年前、この分野は低所得者層がショールームに押し寄せたことから、最も成長が見込めると考えられていた。しかし結果的には、自動車市場の最下層にはメーカーが期待したほどの顧客が存在しなかった。調査会社米JDパワー・アンド・アソシエイツによると、エンジンの排気量が1リットル以下の超小型車の販売台数は今年1~8月で7%しか増えなかった。超小型車より多少大きい準コンパクトカーの伸びも4%止まりだ。

コメント2件コメント/レビュー

日々、中国の発展の様子を、正直なところ不安を持って見つめています。環境問題もそうですが、各国の有名メーカーがこぞって中国進出のためにコスト削減に励む図式というのはいずれこちら側にも跳ね返ってこないものなのでしょうか?安全や品質はどこまで維持できるのでしょうか。何だか見えない分、怖い気持ちがします。個人的な意見としては中国進出に躍起になっている企業の製品は日本人向けでも何かありそうに思えてイヤな感じがします。よくない考えなのはわかりますが・・・。(2007/11/06)

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日々、中国の発展の様子を、正直なところ不安を持って見つめています。環境問題もそうですが、各国の有名メーカーがこぞって中国進出のためにコスト削減に励む図式というのはいずれこちら側にも跳ね返ってこないものなのでしょうか?安全や品質はどこまで維持できるのでしょうか。何だか見えない分、怖い気持ちがします。個人的な意見としては中国進出に躍起になっている企業の製品は日本人向けでも何かありそうに思えてイヤな感じがします。よくない考えなのはわかりますが・・・。(2007/11/06)

成長著しいとされる中国市場でも未だ貧富の差が激しく、巨大な市場とは言い難い状況であることが見て取れた。しかしながら、昭和三十年代の日本のように庶民の所得が上がるような政策が採られればこの限りではない。とはいえ、日本の成長の陰には朝鮮・ベトナム戦争があった。米国を顧客に自動車を中心とした補給物資から得た利益を国内の復興に転嫁したことで地力を付け、米国本土に自動車や鉄鋼産業で乗り込み、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」となれた背景がある。果たして中国は何を基盤に成長の糧とするのだろうか?政局から鑑みると多少きな臭い予感がする。(2007/11/06)

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