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米シティグループのCEOも辞任

後任会長にルービン元財務長官、次期CEO探しが急務

2007年11月7日(水)

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Steve Rosenbush (BusinessWeek.comシニアライター、ニューヨーク)

米国時間11月5日更新 「Citigroup Turns to Robert Rubin

 信用市場での損失が最大170億ドルに膨らむと発表した米シティグループ。会長兼CEO(最高経営責任者)のチャールズ・プリンス氏がついに辞任に追い込まれた。プリンス氏の後任CEOを探す間、元財務長官のロバート・ルービン氏がシティという船の舵を取ることになる。

 シティが今回発表した損失の規模は、ほんの数週間前に同社が試算していた額の3倍近くに上る。プリンス氏は11月4日に開かれた緊急取締役会で辞任。1週間前のメリルリンチCEO、スタンレー・オニール氏に続き、サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)問題に絡む巨額損失を受けて辞任に追い込まれた2人目の経営トップとなった。

 シティの経営委員会で委員長を務め、元ゴールドマン・サックス(GS)共同会長のルービン氏が、プリンス氏の後を継いで会長に就任する。取締役会は暫定CEOに、シティグループ欧州部門会長で、英投資銀行シュローダーズのCEOを務めた経験のあるウィン・ビショフ氏を指名した。ここ数日、プリンス氏の後継CEOとしては、元ゴールドマン・サックス社長で現在NYSEユーロネクスト(NYX)CEOのジョン・セイン氏らの名前が取りざたされてきた(BusinessWeek.comの記事参照:2007年11月2日「John Thain to Head Citi?」)。

 11月5日、シティの最大個人株主であるサウジアラビアのアルワリード・ビンタラール王子はCNBC(GE)の番組で、かつてシティの会長兼CEOを長く務めたサンディ・ワイル氏に暫定的にシティの経営を任せたいと語った。

 その可能性を口にするのは、アルワリード王子だけではない。先週、プリンス氏辞任の憶測が急浮上する中、投資信託の運用責任者で、モノ言う投資家のマリオ・ガベリ氏も似たような意見を述べている。

 「シティはサンディ・ワイルを(会長として)呼び戻すべきだ。今のような難題に取り組むには、年季の入った人物が必要だ」

サブプライム関連で80億~110億ドルの追加損失

 プリンス氏にとどめを刺したのは、リスクの高い住宅ローンを担保にした証券の評価損拡大(BusinessWeek.comの記事参照:2007年11月1日「Citi: That Sinking Feeling」)と、信用力が低く、ほとんど担保のない借り手への融資だった。

 シティは10月半ば、第3四半期にサブプライムローン関連証券で65億ドルの評価損を計上すると発表していた(BusinessWeekチャンネルの記事参照:2007年10月26日の「シティグループの前途多難」)。ところが、サブプライムローン関連資産の値下がりで新たに80億~110億ドルの追加損失が発生し、シティはこれを第4四半期に計上する見通しとなった。

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