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連立の前に公正なルール作りを

日本型コアビタシオンが生まれるのか

  • 山崎 養世

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2007年11月15日(木)

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 デイトレーダー型というのは大げさにしても、日本の政治は、主要国の中で際立って変動が激しくなりました。2カ月前に辞任記者会見を行った時の安倍晋三前総理は、精根尽き果てた印象でした。

 一方、辞任を意思表明した時の小沢一郎代表は、ポマードで髪をまとめていなければ、怒髪天を衝くようでした。とても辞めていくはずの人の会見ではないな、という印象を持ったのは私だけでしょうか。

英国の政治に似てくるはずだったのだが…

 ところが、その3日後には、小沢氏は一転して「恥を忍んで」低姿勢で辞任を撤回しました。大連立はない、ことになりました。

 小沢氏の矛盾した行動は、1990年以降の政治改革の大いなる矛盾を明らかにしました。小選挙区制を導入し、政権交代可能な2大政党制を確立する。政党は国民に政策を提示し、国民に選ばれた政党が政府を作り、約束した政策を実行する。

 そして国民は、次の選挙の際に、今までの政府の実績を検証し、野党の対案と比較し、新しい政府を選ぶ。こうした政治が実現するはずでした。一見すると、議院内閣制で小選挙区制の英国の政治に似てくるはずでした。

憲法に基づく日本の制度に政治不安を招く原因がある

 でも、日本の政治は、サッチャー氏やブレア氏のように10年もの本格長期政権が誕生した英国とかけ離れ、視界不良の中を進んでいます。

 猫の目のように与党が代わり、政党の中身が変わり、政権の枠組みが変わる、そんな事態が起き得る仕組みが日本の政治にはあります。党首の資質というよりは、憲法に基づく今の日本の制度が、政治の不安定を招く性格を持っているからです。

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