• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

原油価格100ドル目前、急落に備えよ

投機筋が撤退すれば原油バブルは一気に崩壊へ

2007年11月20日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

Moira Herbst (BusinessWeek.com記者、ニューヨーク)

米国時間2007年11月7日更新 「As Oil Nears $100, Look Out Below

 原油価格の高騰が続いている。原油先物価格は8月以来40%も跳ね上がり、11月6日にはついに1バレル=96.70ドルをつけ、市場最高値を更新した。

 前日比2.72ドル高となった要因として、北海での悪天候による減産、ドルの続落、中東情勢の悪化、米原油在庫の落ち込み懸念が挙げられる。米国エネルギー省エネルギー情報局は11月7日、週間石油在庫統計を発表する。(NBO注:7日発表された11月2日までの週間在庫は3週連続で減少したが、減少幅は市場予想を下回った)。

価格バブルの崩壊要因は数多い

 この先すぐに価格の急落はあるのだろうか。

 原油市場は過熱状態にあり、価格バブルの崩壊につながる要因は数多くあるというのがアナリストの見方だ。中でも重要なのは、今年の原油相場の上昇を主導してきたのは投機家だということだ。相場が反転すればすぐさま資金を引き揚げるだろう。

 確かに今のところ世界の石油需要は堅調なまま推移している。だが様々な要因―――テクニカル指標、景気の減速、需要の落ち込み―――から一気に投資家離れが進む可能性はある。

 「原油価格は新たな未知の領域に入っている」と言うのは、米エネルギー・ヘッジファンド・センターの共同創設者ピーター・フサロ氏だ。同センターでは商品ヘッジファンドを追跡している。「心配なのは、市場が暴落すれば投機家は一斉に資金を引き揚げる可能性があることだ。市場は崩壊し限りなく落ち込むだろう」。

“逃げ時”はいつだ?

 近年、投機筋が原油相場に与える影響は次第に大きくなってきた(BusinessWeek.comの記事を参照:2007年1月17日「How Speculators Increase Oil Volatility」)。現在何らかのエネルギー取引に携わっているヘッジファンドは595社。180社だった3年前から3倍以上増加している。フサロ氏の推定によると、こうした取引に関わる資産は総額2000億ドル超と、年初から60%以上増加している。

 投機筋の動きを正確に把握するのは難しい。こうした取引の大半は規制のない店頭(OTC)市場を通じて取引されるからだ。それでも、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で行われる一部取引のデータを見ると、価格上昇を見込んだ原油先物のネットロング(買い越し)は、過去最高に近づきつつある。その数13万5000枚(1枚=1000バレル)。今年の夏記録した史上最多の15万5000枚に迫る勢いだ。

コメント1

「Bloomberg Businessweek」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

定年後の社会との断絶はシニアの心身の健康を急速に衰えさせる要因となっている。

檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師