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米大統領選を動かす深夜バラエティー番組

33億円を稼ぐデイビッド・レターマンが候補者を斬る

2007年12月14日(金)

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 「政治っていうのは汚い商売だよね。ヒラリー・クリントンが大統領選挙への出馬を表明したら、共和党はもうスキャンダルを掘り起こすのに大忙しになってるよ。で、彼らはヒラリーが人生で1度、ビル・クリントンと寝たことがあるのを突き止めたんだ」

人気の深夜バラエティー番組「レイトショー・ウィズ・デイビッド・レターマン」のホスト、デイビッド・レターマン

人気の深夜バラエティー番組「レイトショー・ウィズ・デイビッド・レターマン」のホスト、デイビッド・レターマン。報道番組の枠内では言いにくいことも、ジョークを使ってウイットに富んだ形で表現する

 「2008年の大統領選挙、みんな盛り上がってる? 好カードになりそうだよ。例えば、ヒラリー・クリントンとルーディー・ジュリアーニだけどね。一方は過去に結婚生活で問題のある押しの強いニューヨーカーで、もう一方も過去に結婚生活で問題のある押しの強いニューヨーカーだね」

 「ブッシュ大統領にはイラク戦争からの出口戦略がある。(任期を終える)2009年1月に彼はテキサス州のクロフォードに逃げるんだ」

 これらはいずれも、デイビッド・レターマンのジョークである。

 レターマンとは、平日の夜11時35分から米CBSで1時間放送されている「レイトショー・ウィズ・デイビッド・レターマン」のホストである。NBCで「レイトナイト」として放送されていた時期も含めると、25年間にわたって番組が続いている人気ホストだ。日本でも、番組ホームページで、主要なシーンを見ることができる。

 この番組を含めて、夜の11~12時台の米国のテレビは、バラエティー番組が花盛り。こうしたバラエティー番組の内容は政治にも少なからず影響を及ぼしている。大統領選のシーズンを迎え、「笑っていいとも!」のテレホンショッキングに政治家が続々とゲスト出演するような状況なのだ。そこで今回は、米国の深夜バラエティー番組の魅力について取り上げてみたい。

一番人気は旬の話題をジョークにした「トップ10リスト」

 「レイトショー」は、ブロードウェイの53丁目と54丁目の間にあるエド・サリバン劇場で収録されている。1950年代から60年代にかけての人気バラエティー番組「エド・サリバン・ショー」の放送のために使われていた劇場である。

 番組はまず、舞台に登場したレターマンが冒頭でご紹介したようなジョーク交じりのモノローグ(独白)を披露する。

 次いで、コメディーコーナー、ゲストを招いてのトーク、音楽ゲストによる演奏と続く。客席から向かって舞台の右手にレターマンのデスクがあり、左手には生演奏を披露するバンドが陣取っている。そして、番組はレターマンにバンドリーダーのポール・シェイファーが合の手を入れる形で進んでいく。

 コメディーコーナーで一番人気があるのは、旬の話題を10のジョークに仕立てる「トップ10リスト」で、ここで披露されたジョークは、ジョーク集として何冊も出版されてもいる。

 例えば、クリントン政権時代の副大統領、アル・ゴアがノーベル平和賞を受賞した2007年10月15日のトップ10は、ゴアの留守番電話に残されたメッセージのトップ10。6位はヒラリー・クリントンからで「大統領選に出馬したら、首をへし折ってやるからね」。4位は保守派のコラムニストのアン・コールターで「地球温暖化をユダヤ人のせいにするいい手はないかしら」。3位は米国環境保護庁からの電話だと名乗り「地球温暖化なんてないってことが判明したよ。あんたが太ってきたから汗をかいているだけさ」。

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