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2007年の重大ニュースを振り返る

いろいろあった今年、“長かった”と思いませんか?

2007年12月18日(火)

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2007年12月10日更新 「Most Important of 2007

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 米住宅市場の崩壊、ドル安、原油高、株価乱高下、そして、ブリトニー・スピアーズも“破綻”した。でも今年は、「iPhone(アイフォン)」が登場し、ポリスは再結成ツアーを行った…。

 いつもより長く感じられる1年というのはままあるものだが、2007年がこれまでで最も長く感じられたという人は多いだろう。とりわけ、家を持っているとか、欧州によく出かける米国人だとか、SUV(多目的スポーツ車)に乗っているとか、ウォール街のCEO(最高経営責任者)だったりすると、なおさらだろう。

 最大の要因は、ここ2~3年にわたって米国経済を押し上げてきた資金調達の容易な「大盤振る舞い」の時代が、2007年に公式に終わりを告げたからである。懸念されていた通り、何百万件もの変動金利型サブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)の金利上昇に伴って、住宅バブルがはじけた。多くの住宅所有者が月々のローン返済に困ることになったのは、不思議でも何でもない。

 しかも、家を売却したくても買い手は見つからない。金利が上昇する一方で、不動産価格が低下しているためだ。必然的に、差し押さえの危機に直面する住宅所有者が続出する。金を貸していた銀行は、住宅ローンポートフォリオの価値が下落する憂き目に遭った(BusinessWeek.comの記事を参照:2007年3月2日「Why Subprime Lenders Are In Trouble」)。

 ほどなく、住宅ローンの不良債権化による損失は、数兆ドルとまではいかなくとも(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2007年11月28日「米経済が抱える「2兆ドル」の不安」)、数十億ドルに達することが明らかになった。

サブプライムで“ドミノ倒し”の1年

 まず米ベアー・スターンズ(BSC)が6月、傘下のヘッジファンド2社が相当な損失を出したと投資家に注意を促した(BusinessWeek.comの記事を参照:2007年6月12日「Bear Stearns' Subprime Bath」)。10月になると、このニュースも大したことはないように思われた。米メリルリンチ(MER)が住宅ローン市場に注力してしくじった結果、80億ドル近くの評価損を計上する見込みであることを公表したからだ(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2007年11月7日「米メリルリンチが巨額損失」)。この結果、同社CEOのスタンレー・オニール氏が退任した。

 11月4日、今度は米シティグループ(C)において、苦境にあったチャールズ・プリンス氏がCEOを辞任した(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2007年11月7日「米シティグループのCEOも辞任」)。信用市場での損失が170億ドル近くに達するとの見込みを明らかにした直後のことだった。この損失額は、10月に発表していた試算額のほぼ3倍に上る。

 住宅ローン市場に関わって痛い目に遭った人物としては、米モルガン・スタンレー(MS)の共同社長ゾーイ・クルーズ氏も記憶に新しい。モルガンに25年間勤め、長い間ウォール街で最も影響力のある女性の1人と見なされてきた。彼女の命運が尽きたのは11月30日。同社は9~10月、サブプライムローン関連で37億ドルの損失を出した。

 サブプライム関連の影響はまだ続いている。財務長官のヘンリー・ポールソン氏が、差し押さえの危機にある多くの住宅所有者の救済案を推進してはいるが(BusinessWeek.comの記事を参照:2007年12月6日「Does the Housing Plan Go Far Enough?」)、2008年になっても解決には至らないだろう。差し押さえ件数は11月に記録を更新した。米抵当銀行協会によれば、2007年第3四半期の延滞率は1986年以来の高水準である。

出世の階段を上る人もいた

 米ゴールドマン・サックス(GS)にとって、2007年は慶賀すべき年だった。第3四半期の収益は123億ドルを計上、前年同期比63%増で、ライバル各社をしのいだ。

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