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シティ新CEOにパンディット氏

「天才」と呼ばれた男は窮地の巨人を救うか?

2007年12月19日(水)

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米国時間2007年12月11日更新 「Can This 'Genius' Save Citi?

 1カ月ほど前、米シティグループ(C)が新しいCEO(最高経営責任者)探しを始めた頃のことだ。

 次期CEOに特に必要な資質は何か――。取締役会を代表して選任の指揮を執るロバート・ルービン元米財務長官でさえ、それをうまく説明できず、「やや漠然としているが、“将来への視野を持ち、それを実行できる”ことだ」と答えていた(BusinessWeek.comの記事を参照:2007年11月6日「Citi's Leadership Challenge」)。

ロバート・ルービン氏が「天才」と絶賛した男

ビクラム・パンディット氏

ビクラム・パンディット氏

 困窮する金融サービス界の巨人、シティが切望していたのは、“再建に導いてくれる新CEO”だった。ルービン氏はその希望に沿う人物をようやく見つけた。12月11日、シティ内部から最有力候補だったビクラム・パンディット氏(企業向け事業グループ責任者)を指名したのだ。

 投資家やアナリストを交えた電話会議で、ルービン氏はパンディット氏を「天才」と称した。「並外れた洞察力、粘り強さ、実行力を兼ね備えている。選定を始めた時から、彼しかいないと考えていた」と絶賛する。

 新CEOの任命と併せて、ウィン・ビスチョフ氏が会長に選ばれた。ルービン氏は先月のチャールズ・プリンス3世の辞任後から会長を務めていたが、経営執行委員会委員長の職に戻る。

具体的な再建計画は示さず

 シティに栄光を取り戻すためには、並外れた指導力が必要だ。信用市場の低迷により、第3四半期は65億ドルの評価損を計上した。今後、80億~110億ドルを追加計上する予定だ。米CIBC(CB)ワールド・マーケッツのシティ担当アナリスト、メレディス・ホイットニー氏からは、資本不足を解消するには配当の削減と資産の売却が必要だと断言されてしまった(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2007年12月10日「シティを震撼させたアナリスト」)。

 米債券調査会社クレジットサイツの上級アナリスト、デビッド・ヘンドラー氏にも資本が脆弱な点を突かれている。米JPモルガン・チェース(JPM)のようなもっと体力のある銀行との合併の可能性を指摘されたほどだ(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2007年12月19日「シティグループに合併説が浮上」)。

 指名を受けたパンディット氏は「光栄に思う。今後の課題に積極的に取り組みたい」とし、前出の電話会議で3つの最重要事項を挙げた。「生産性の向上」「将来を見据えた改革」「優秀な人材の育成」である。ただし具体的な計画については、「就任してからまだ2時間なのでね」と明言を避けた。

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