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中国の軍艦が東京湾にやって来た!

中国軍艦の訪日は120年間でわずか3回

2007年12月21日(金)

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 2007年11月28日午前9時28分、その船は筆者が勤務するビルの高層階から眼下に見下ろせる東京晴海埠頭に接岸した。全長153メートル、幅16.5メートル、吃水6メートルのその船は中国海軍のミサイル駆逐艦「深セン」(セン=土+川)である。

親善訪問した中国の軍艦

 「深セン」は海上自衛隊の招待を受けて11月21日に中国広東省南部にある湛江港を出発して、遠路はるばる日本を親善訪問したもので、12月1日までの4日間日本に滞在し、日中関係正常化のさらなる発展を印象つけた。

 海上自衛隊と中国海軍による相互訪問は、2000年10月に森喜朗・朱鎔基の両首脳間で合意に達していたが、小泉純一郎内閣時代の両国関係悪化により凍結されていたものである。

晴海埠頭に停泊する「深セン」と見学風景

写真1 晴海埠頭に停泊する「深セン」と見学風景

 これが、2007年8月に曹剛川国防部長が訪日した際に高村正彦防衛大臣との間で改めて合意に達して、今回の「深セン」の訪日が実現したもので、返礼として2008年には海上自衛隊艦が中国を親善訪問することが予定されている。(写真1)

 さて、筆者は中国駐日本国大使館からのご招待を受けて、その「深セン」を11月30日の午前中に見学させてもらった。当日は時折小雨が降るあいにくの天気だったが、「深セン」には招待客が次々と訪れ、埠頭で「深セン」に乗り組む中国海軍音楽隊が演奏する中を「深セン」に乗船して甲板の巡回コースを見学していた。

 船上ではビデオ撮影は禁止されていたが、写真撮影は自由で、乗員は記念撮影にも気軽に応じ、友好親善の雰囲気が十分にかもし出されていた。最も印象に残ったのは、乗員の誰もが活気に溢れ、軍人らしく引き締まった顔をしていたことである。

 さすがは、海軍の“外交スター艦”と言われる「深セン」に乗り組むエリート軍人の面目躍如と言ったところか。ちなみに「深セン」は、今回の訪日以前にも、太平洋、インド洋、大西洋をまたにかけ世界の15の国と地域を訪問している。

戦艦の威力は

100ミリ連装砲(前方)と対空ミサイル(後方)

写真2 100ミリ連装砲(前方)と対空ミサイル(後方)

 「深セン」は1995年に大連造船所で建造が開始され、1997年10月に進水、1998年10月からのテスト航海を経て、1999年1月に南海艦隊の帰属となったもので、中国海軍が自前で建設した最大の戦闘艦船と言われている。「深セン」は“旅海型”のミサイル駆逐艦であり、排水量6600トン、速力30ノットで、対艦ミサイル(射程:120キロメートル)4基、対空ミサイル1基(射程:12キロメートル、最大射高:5000メートル)、100ミリ連装砲1基、37ミリ全自動高射砲4基を搭載している。(写真2)

コメント3件コメント/レビュー

普段、自衛隊やアメリカの軍艦が入港するとどこからともなく集まって狂ったように抗議の声を上げる、所謂「平和市民団体」の姿が今回は見えませんね。相手はわが国に核の照準を合わせ、急速な軍拡を進めて周辺国を侵略・恫喝し、「世界を焼き尽くす」等と発言しているような国なのにです。それどころか五星紅旗を振って出迎える団体が現れたり、某新聞に至っては「非常に喜ばしい」と異例の歓迎記事を書いています。正体見たりという感じですね。(2007/12/21)

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「中国の軍艦が東京湾にやって来た!」の著者

北村 豊

北村 豊(きたむら・ゆたか)

中国鑑測家

住友商事入社後アブダビ、ドバイ、北京、広州の駐在を経て、住友商事総合研究所で中国専任シニアアナリストとして活躍。2012年に住友商事を退職後、2013年からフリーランサーの中国研究者として中国鑑測家を名乗る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

普段、自衛隊やアメリカの軍艦が入港するとどこからともなく集まって狂ったように抗議の声を上げる、所謂「平和市民団体」の姿が今回は見えませんね。相手はわが国に核の照準を合わせ、急速な軍拡を進めて周辺国を侵略・恫喝し、「世界を焼き尽くす」等と発言しているような国なのにです。それどころか五星紅旗を振って出迎える団体が現れたり、某新聞に至っては「非常に喜ばしい」と異例の歓迎記事を書いています。正体見たりという感じですね。(2007/12/21)

遣隋使のは天皇陛下の名がなく正式な国交ではない、聖徳太子が(日出る国の、、、)国交断絶してから鎖国をやめるまで正式な国交はない。しかし元の時代に元をそそのかし元の命を持って我が国に攻め込んだ軍艦はあった、元寇である。其のとき対馬は皆殺しにあい対馬の人を船縁に縛り付け、矢避けにして軍艦を仕立てた二度にわたる元寇により時の政権鎌倉幕府が崩壊することとなった。あまりに有名な元寇を削除はできない。(2007/12/21)

歴史は時間が必要です。少しぐらいの自慢もあっという間のものになります。中国軍ますます強くなることは間違いないですね。(2007/12/21)

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