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ついに原油100ドルを突破

米国経済は持ちこたえられるのか?

2008年1月10日(木)

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Moira Herbst (BusinessWeek.com記者、ニューヨーク)

米国時間2008年1月2日更新 「Can the Economy Handle $100 Oil?

 新年を迎えたニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX、NYM)の原油先物相場は、昨年終盤の100ドルを試す流れを受け、早々に史上初の3ケタ台を記録した。

 指標となる米国産標準油種(WTI)2月渡しが歴史的な節目となる1バレル=100ドルの大台をつけたのは、1月2日正午過ぎのことだ。その後は下げに転じ、99.62ドルで取引を終えた。だが翌日、原油在庫が予想以上に落ち込むことを米国政府が発表すると、再び100ドルを突破した。

高止まれば、インフレと景気後退を招く

 今回の原油急騰には、在庫の逼迫、大産油国ナイジェリアでの治安悪化、ドル安の進行、軟調な米国製造業統計データなど多様な要因が絡んでいる。米連邦準備理事会(FRB)が再び利下げに踏み切るとの観測もある。株式や債券市場からコモディティー(商品)市場へ流れ込んだ投資マネーが価格を押し上げているのだ。

 「これほど多くの要因が重なれば、当然相場は上昇する」とペンシルベニア州ビラノバのエネルギーコンサルタント、ステファン・ショーク氏は言う。日刊の業界ニューズレター「ショーク・リポート」の編集長だ。「新たに石油市場に流れ込んだカネは買い時を待っている」。

 目下の懸念は、原油価格100ドルが続けば低迷気味の米国景気は後退してしまうのではないかということだ。原油価格は経済全体に負の連鎖を与えかねない(BusinessWeek.com記事を参照:2007年10月29日「Oil & Housing: A Volatile Combination」)。影響はガソリン価格から株価評価にまで及ぶ(BusinessWeek.comの記事を参照:2008年1月2日「Stocks Tumble as Oil Hits $100」)。

 とりわけ懸念されるのは、国内総生産(GDP)の3分の2を占める個人消費への影響だ。原油価格の高騰で景気が一段と減速し、不況に突入する可能性が高まる。

 「原油価格が(100ドル台で)高止まれば、インフレが起こり、経済環境の厳しさは増す。原油高がファンダメンタルズ(基礎的条件)を反映したものでなくとも、打撃は広範囲に及ぶ」と、米オッペンハイマー(OPY)の上席エネルギーアナリスト、ファデル・ゲイト氏は言う。

 2日のニューヨーク株式市場は220.86安で引け、一部の石油メジャー株も下落した。米エクソンモービル(XOM)、米コノコフィリップス(COP)、米へス(HES)、中国国営石油会社ペトロチャイナ(中国石油天然気、PTR)、中国シノペック上海ペトロケミカル(中国石化上海石油化工、SHI)の株価は、原油価格の上昇にもかかわらず値下がりした。原油価格が高騰すればメジャー各社の収入は増えるものの、値上がり分の大半は産油国政府に流れてしまうような取り決めが結ばれているためだ。

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