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ネットの使い過ぎにご用心

タイムワーナーケーブルの新料金制度に賛否両論

2008年2月1日(金)

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Catherine Holahan (BusinessWeek.com記者、ニューヨーク)

米国時間2008年1月18日更新 「Time Warner's Pricing Paradox

 ヘビーユーザーには料金を上乗せする――米ケーブルテレビ大手、タイムワーナーケーブルが今年、高速ブロードバンドサービスでそんな料金制度を試験導入することになった。

 この料金制度は両刃の剣だ。吉と出れば、同社の大多数のウェブユーザーに恩恵をもたらす。凶と出れば、今まさに花開かんとしている動画ダウンロードサービスの成長を妨げたり、高速回線をフル活用した事業を起こそうという起業意欲を減退させたりしかねない。

 タイムワーナーケーブルは、米タイムワーナー(TWX)の傘下企業。全米でケーブルテレビ(CATV)事業やインターネットサービスプロバイダー(ISP)事業を手がける。新しい料金制度は、対象をテキサス州ボーモント市の新規加入者に限定して試験導入。1カ月当たりのデータダウンロード量に応じて料金を数段階に区分する。通話時間に応じて料金が変わる携帯電話の料金プランと同様の仕組みだ。

 この料金制度は、平均的なユーザーにとってはプラスになるとの見方もある。大多数のウェブ利用者は、電子メールを利用したり、ユーチューブ(GOOG)の動画を時々見たりする程度。四六時中ダウンロードを行ってネットワークを混雑させるひと握りの超大容量利用者とは好対照だ。今回の料金制度では、そんな使い過ぎユーザーの料金を引き上げる。その結果、多くの利用者にとっては、サービスパフォーマンスの向上が期待できる。

 タイムワーナーケーブルなどの大手ISPは、ネットワークの混雑はごく一部の利用者のせいだとかねて主張。全体の5%の利用者が、ネットワーク回線容量の実に50%を占有していると指摘する。映画、動画、楽曲など巨大なファイルについて膨大な数のダウンロードをしていることが原因だという。

 そんな超大容量利用者への料金上乗せで何が得られるか。例えば、使い過ぎの抑制が見込める。あるいは、増収分をシステム増強に充て、ニーズに見合った高いデータ処理能力を実現できる。「我々が目指すのは、すべてのお客様に最高の満足をお届けすること」と、同社広報担当のアレックス・ダッドリー氏はそう話す。

新サービスの登場を阻むという心配も

 だが、この料金制度について、利用側の一部は懸念を示す。米アップル(AAPL)、米アマゾン・ドット・コム(AMZN)、米ネットフリックス(NFLX)などが提供する映画ダウンロードサービスの利用意欲を阻害する可能性があるというのだ。

 デジタル世界の権利保護を訴える米の非営利消費者団体、パブリック・ナレッジの広報担当アート・ブロドスキー氏はこう話す。「どんな制度かで話は変わる。動画のアップロードやダウンロードを躊躇させたり、これまで慣れ親しんだ方法でネットを使う気持ちを萎えさせたりするやり方は避けた方がいい」。

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