2012年2月14日(火)
中国にも「負け犬」はいた。自らの力で高い社会地位を勝ち得、年収も男に負けない。容貌も美しい。そんな隙がない彼女=「A女」たちには、なぜか結婚相手が見つからないのだ。悩みは深く、自慢の娘に結婚相手を探そうと、数千人の父母たちが、日本で言うところの「釣書」を持って公園に集まるほど。この現象の背景にはなにがあるのか。大好評の連載『中国動漫新人類』に続き、遠藤誉博士が中国社会にふたたび挑む。
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2010年3月3日 番外編【最終回】 中国<A男>に会ってみた 銭の力で生き残れるのか、社会主義国家・中国 「中国“A女”の悲劇」を連載している間、私はたくさんの<A女>(高収入、高学歴、容姿端麗、でも結婚できない女性)たちの生の声を記事にしてきたが、その男性版、<A男>の話はご紹介したことがない。喧嘩両成...
2010年2月24日 番外編その3 40歳以上で恋愛経験「一度きり」以下が5割以上 いまどきの「中国婚恋状況」 大手婚恋サイト「百合網」が2010年1月9日、「2009年中国婚恋状況調査報告」なるものを公表した。協力したのは国家機関である全国婦女聯合会中国婚姻家庭研究所と中国社会工作協会婚姻紹介業委員会で、約1...
2010年2月17日 番外編その2 中国で“裸婚”が流行し始めた! 「あなたは全裸族? それとも半裸族?」中国のネットでは“裸婚”という言葉が熱気を帯びている。裸婚――?! なに、それっ――?! おまけに、全裸、半裸って、どういうこと?
2010年2月10日 番外編その1 中国の婚恋サイトで、セイントセイヤが大活躍? 「聖闘士星矢」(車田正美作)というコミック、アニメをご存じだろうか。ちょっと懐かしい! と思う方も日経ビジネスオンラインには多そうだ。読みは「セイントセイヤ」となる。この「聖闘士」がいま中国で急増中。...
2008年8月22日 第14回 私が会った<A女>たち(3)民主主義の根幹を拒否した改革開放が“悲劇”を呼ぶ …私と会った時の劉玲は、その悲劇から5年も経った後だというのに、まだ虚脱感から抜け切れてないような印象を私に与えた。あれ以来、男性と付き合うのが怖く、また、あのとき、彼を許してあげれば良かったのではな...
2008年8月8日 第13回 全国人民代表大会の代表が「姐弟恋」を奨励〜でも「anego」との恋は命がけ 中国には全国人民代表大会(全人代)と中国人民政治協商会議(全国政協)という最高権力機関が二つあり、日本の国会の役割を果たしている。2008年3月、この両会の会期中に、全人代の代表の一人が、なんと「高齢...
2008年7月25日 第12回 「女博士」の悲哀〜「第三の人類」扱いされる高学歴の女性たち 中国には「3種類の人類」がいると言われている。「女性」、「男性」、それともう一つは「女博士」だ。…「それほどに、「結婚できない<できる女>」の悲劇が社会問題化してしまったということの証だろう
2008年6月27日 第11回 結婚も離婚も稲妻のように〜一人っ子政策が生み出した「閃婚族」と「閃離族」 「閃光のごとく、すぐに結婚し」、「閃光のごとく、すぐに離婚する」という一群のことを指す。両方を含めて「閃光族」と総称するが、その中には「閃孕族」というものもある。
2008年6月20日 第10回 さあさあ、誰が私を娶ってくれるの?!〜五輪の年に「愛情招聘会」が花盛り 公園で自分の娘の略歴を書いた看板を抱えてお婿さんを募る「父母相親」(父母による見合い)の話を書いたが、今度は本人がブースに座ってお婿さん(お嫁さん)を募る「愛情招聘会」(愛情募集大会)が北京でお目見え...
2008年6月6日 第9回 私が出会った<A女>たち(2)〜「漢民族の男とは結婚したくない!」 …中国では、そもそも、中華人民共和国誕生までは、自由恋愛というものがなかった。特別の例外を除けば、すべて親が結婚相手の話を持ってくるのがふつうだったので、デートなどという概念はない
2008年5月23日 第8回 私が出合った<A女>たち(1)〜年収2000万円相当、人柄最優先、でも結婚は“怖い” 上海にあるアメリカ(米国)系企業で働く美蘭(メイラン)は、今年35歳になる典型的な<A女>だ。収入は年収で40万元(日本円で600万円)というから、日本における生活に置き換えれば、少なくとも年収200...
2008年5月9日 第7回 「アルナイ(二号さん)村」が生まれてしまう“悲劇” 中国は、政治と経済を切り離しすぎた …日本語で言うところの「二号さん」あるいは「妾」たちだけで構成されている「村」(地区)がある。メディアではこの「二号さん」あるいは「妾」を、ただ「愛人」と訳して報道しているため、中国が抱える事実の深刻...
2008年4月25日 第6回 欧米人夫妻にもらわれていく中国の女児たち <A女>の出現が女児遺棄を防ぐという皮肉 …<A女>は一見、都市化の進むいくつもの先進国で見られる姿であり、社会問題と言うよりも、「苦笑を誘う」くらいの話、とさらっと受け止められやすい。だが、我々が暮らす日本と中国とは、良い悪いは別にして、社...
2008年4月11日 第5回 <A女>の影に潜む「隠婚族」の女たち 「仕事にマイナスになるから」結婚をひた隠す 女性を雇用しようとする就職情報には「未婚に限る」という文言が付いている場合さえある。既婚女性は子供を生んだり育てたりしなければならない。…女性の出産育児は、決して会社に利益をもたらすものではない。何も...
2008年3月28日 第4回 「不婚セレブ族」の誤算――住宅制度激変が招いた「結婚の自由」とその結末 中国ではいま、男であろうと女であろうと、結婚しようとしないセレブな若者たちが増えている。若者といっても結婚適齢期を過ぎたセレブ族だ。中国語ではこれを「不婚族」と称することもある。実はその背景の一つに「...
2008年3月14日 第3回 「小鳥」になれないA女たち 有能で美人、でも「釣り合う男性」にはそっぽを向かれる …A女は三高条件をすべて備えている。おまけに、ふしぎなことに、わりあいに美人が多い。「私にはすごい価値がある」、と誰でもが思っている。「高く売れる」と思っているのだ。だからB男以下の男性をA女が求める...
2008年2月29日 第2回 北京の親たちも、公園で娘の嫁ぎ先を探す …(北京の)中山公園なんかに行ってみてご覧なさいよ。すごいから。やはり、多いときは数千人の規模。ここ1、2年の現象だわね。たしか去年から始まったと思う。もう上海とか北京のような大きな都市では、毎週、ど...
2008年2月15日 第1回 上海の公園で婿を探す、A女の父母たち 中国にも「負け犬」はいた。自らの力で高い社会地位を勝ち得、年収も男に負けない。容貌も美しい。そんな隙がない彼女=「A女」たちには、なぜか結婚相手が見つからないのだ。悩みは深く、自慢の娘に結婚相手を探そ...
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