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演劇関係者を震撼させる
ニューヨーク・タイムズの劇評

たちまち閉幕に追い込まれるミュージカルも

2008年3月14日(金)

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NYT

 前回は、ブロードウェイ・ミュージカル「ザナドゥ」を取り上げた(「私がミュージカル『ザナドゥ』にはまるワケ」)。その中で「ニューヨーク・タイムズ」(NYT)が「ザナドゥ」を絶賛したことにも言及したが、NYTの劇評はブロードウェイの興行の成否を決する影響力を持っている。

 初日の翌日に掲載される劇評が原因で、1000万ドルの製作費をかけたミュージカルが閉幕に追い込まれることもある。なぜNYTはこれほど大きな影響力を誇ることができるのか。今回は、NYTの芸術面を取り上げてみたい。

タイムズスクエアの名前の由来は?

 NYTの創刊は1851年だが、現行のNYTは1896年にアドルフ・オックスが同紙を買収してスタートした。オックスはマンハッタンのミッドタウンウェストの土地が発展すると考え、1904年にミッドタウンウェスト内のロングエーカースクエアと呼ばれる場所に社屋を移転した。そして、ニューヨーク市に働きかけ、NYTにちなんで「タイムズスクエア」と名称を変更させた。その後、社屋は西43丁目に移り、さらに昨年には8番街の40丁目と41丁目の間に移転した。社屋を移転はすれども、一貫してブロードウェイの劇場と隣り合わせの場所でNYTは新聞を発行してきた。

 NYTの歴代発行人は、ニューヨークが文化の首都で、文化に関する記事を読者が熱心に求めていることをよく理解している。そして、芸術面からもたらされる広告収入が大きいこともよく知っている。現在、NYTの芸術面は平日12ページ、金曜日と日曜日は数十ページの拡大版という力の入れようである。

 NYTの芸術面で特に大きな影響力を持つのは劇評である。劇評は演劇関係者を一喜一憂させる。酷評の時は落胆し、苦労して開幕したショーがたちまち閉幕に追い込まれることもある。反対に、NYTの大絶賛に後押しされて大ヒットすることもある。

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