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「iPod touch」の未来形を想像してみた

インテルのプロセッサ「アトム」登場で一気に進化する予感

2008年3月25日(火)

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Arik Hesseldahl (BusinessWeek.com記者)

米国時間2008年3月13日更新 「The iPod Touch: Apple's Sleeper Device

 1年余り前の「iPhone(アイフォン)」の登場以来、米アップルは新たな道を歩んでいる。同社の基本ソフト「OS X」をパソコン「Macintosh」のみならず携帯端末にも対応させたことで、“コンピューター”と“家電機器”を隔てる垣根を低くした。

 その象徴と言えるのが、iPhoneの影に隠れがちな姉妹機「iPod touch(アイポッド・タッチ)」だ(BusinessWeek.comの記事を参照:2007年1月11日「Apple's iPhone Rings a lot of Bells」)。表向きは、iPhoneから電話機能を省いただけに思える。携帯電話網を使った通話やインターネット接続はできないが、無線LAN(構内情報通信網)の標準規格である「Wi-Fi」を使ってオンライン接続が可能。音楽や映像の再生のほか、メール、動画サイト「YouTube(ユーチューブ)」、株価情報、天気予報などを利用できる。米グーグル(GOOG)の地図サービス「Google Maps(グーグル・マップ)」を使って、目的地までの経路を確認することもできる。

 そんなiPod touchにスポットライトを当てる発言がアップル(AAPL)幹部から相次いでいる。同社COO(最高執行責任者)のティム・クック氏は、米ゴールドマン・サックス(GS)主催の2月27日のシンポジウムで、iPod touchは携帯型ワイファイ機器の「プラットフォーム(基盤)」だと公言した。

 ほかの経営陣からも、iPod touchはアイポッドシリーズのフラッグシップ(旗艦)製品になったとの発言が得られた(iPhoneは別ジャンルの製品と見なされるためシリーズに含まれない)。この先カギを握るのは、「iPod nano」でも「iPod shuffle」でもなく、iPod touchだ。

電子書籍が読めるようになる?

 このように株が上がったiPod touchは今後、様々な展開が考えられる。例えば電子書籍はどうだろう。iPhoneやiPod touchの画面でウェブやメールの文章を読めるなら、本や雑誌を読むのも当然ありのはずだ。我こそはと思う出版社や発行元が、アップルのオンラインストア「iTunes Store(アイチューンズ・ストア)」に電子出版物を提供してくれれば話は済む。こうなるとiTunes Storeは、あらゆる種類のデジタルコンテンツを一同に取り揃えた販売拠点となる。レコード店、ビデオ店、書店、ニューススタンドが合体したようなものだ。

 米ニューヨーク・タイムズ紙(NYT)のジョン・マルコフ氏らは、アップルの次の一手として、米アマゾン・ドット・コム(AMZN)の「Kindle(キンドル)」(BusinessWeekチャンネルの記事を参照:2007年11月30日「アマゾン、電子書籍にシフト」)のような携帯型の電子書籍端末の登場を予想している。その読みは、ある面では正しいかもしれない。現在アマゾンは音楽販売も手がけている。複製防止機能のないMP3形式の音楽ファイルをダウンロード販売しており、iTunes Storeと直接競合する存在だ。

 一方のアップルは、音楽、テレビ番組、映画、オーディオブックなど、めぼしいジャンルの娯楽メディアのほとんどをiTunes Storeで扱っている。加えて、iPhoneやiPod touch用のアプリケーションの販売も近々開始する。次は電子書籍に向かうというのは理にかなっている。

 だが、出版物を読ませるとなると、iPod touchやiPhoneの画面の大きさがネックとなる。キンドルの画面は6インチ。iPod touchの約2倍だ。キンドルとiPod touchの両方を使った経験から言うと、文章を5分以上読むなら、画面は大きい方がいい。

 また、アップルが仮に電子書籍の計画を本当に進めているとしても、電子書籍端末を単体で出すのでは芸がなさすぎる。iPod touchが新型メディア機器のフラッグシップだとするならば、その大画面バージョンが出た暁には、電子書籍を読む機能のみならず、様々な機能が搭載されるはずだ。

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大量陳列、大量販売というのがある程度限界にきているのかなと思います。

松﨑 曉 良品計画社長