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ロールス・ロイス、中国の大富豪を狙う

高い関税をものともしない超富裕層の購買力

2008年5月14日(水)

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Bruce Einhorn (BusinessWeek誌香港支局、アジア地域担当エディター)
米国時間2008年5月7日更新 「Rolls-Royce Targets China's Really-Rich

 世界の自動車メーカーのほとんどが、中国に魅力を感じている。アジア最大で、世界でも米国に次いで第2位の規模の中国市場。昨年の自動車販売台数は830万台で、そのうち乗用車、SUV(多目的スポーツ車)、ミニバンは合計520万台だった。

 米調査会社JDパワー・アンド・アソシエイツ(BusinessWeek同様、ザ・マグロウヒル・カンパニーズ(MHP)の事業部門)の予想では、中国市場が今年も堅調に成長すれば、中国における乗用車、トラックなどの自動車の販売台数は950万台に達する。だからこそ、米ゼネラル・モーターズ(GM)、独フォルクスワーゲン(VOW)、トヨタ自動車(TM)など欧米とアジアの自動車メーカーは中国市場に力を入れているのだ。

 そんな中、独BMW傘下の英ロールス・ロイス・モーター・カーズ、アジア・パシフィック担当のコリン・ケリー氏は、何百万という大きな数ではなく、はるかに小さな数に的を絞っている。その数とは106。超高級車ロールス・ロイスの中国における昨年の販売台数(香港26台、中国本土80台)だ。

 106という数字は小さく思えるかもしれないが、ロールス・ロイスの世界販売台数の実に10%に相当する、とケリー氏は言う。今年の中国市場での販売台数を約170台と見込んでおり、同社にとって中国は、英国を抜いて米国に次ぐ2番目の市場になるとケリー氏は予想。「中国市場には大いに期待している」と自信を見せる。

 この見通しを達成するため、ロールス・ロイスは中国での営業基盤を強化している。同社は最近、大都市の北京、上海のショールームの規模を拡大。先月、南部の深センや東部の杭州といった規模の都市への進出に向け、現地提携先と準備を進めていることを明らかにした。ほかの中都市への進出についても「じっくり検討中」だとケリー氏は言う(BusinessWeek.comの記事を参照:2006年12月14日「Rolls-Royce Leads Luxury Fleet to China」)。

メルセデス・ベンツのSUV、北京進出

 ほかの高級車メーカーも同様に、中国市場での販売拡大を目指している。ロールス・ロイスの親会社であるBMWの中国における販売台数は昨年、前年比で42%増加した。同社は中国国内の生産能力を45%増の年間4万4000台に拡大する予定だ。

 BMWの最大のライバルである、独ダイムラーのメルセデス・ベンツ部門も中国を重視している。先月開催された北京国際自動車ショーで、GLKというSUVを世界初公開したことに、その意気込みが表れている。

 フォルクスワーゲンの高級車ブランドである独アウディも、最新のSUVを北京で発表した。昨年、アウディの中国での販売台数は10万台を突破した(BusinessWeek.comの記事を参照:2008年3月17日「Luxury Carmakers Look East for Profits」)。

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