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原油高に歯止めかからず

さらに買い進まれる公算が大

2008年5月29日(木)

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Moira Herbst (BusinessWeek.com記者、ニューヨーク)
米国時間2008年5月21日更新 「Oil: Up, Up, Up

 5月21日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、初の1バレル=133ドルを突破した(編集部注:5月27日の終値は128.85ドル)。21日発表の石油在庫量が大方のアナリストの予想を超えて減少したためだ。米国産標準油種(WTI)の7月物は、前日比3.2%高の133.72ドルまで買い進まれた後、133.17ドルの新高値で取引を終えた。小売りガソリン価格も1ガロン=3.81ドルと史上最高値を更新した。

 同日、石油メジャー5社の幹部は、米上院司法委員会の公聴会で、生産コストや需給に基づく原油価格の妥当な水準は1バレル=35~90ドルとの見解を示した。「暴騰する原油価格を検証する」と題されたこの公聴会の証言台に立ったのは、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS-B)、英BP(BP)、米コノコフィリップス(COP)、米シェブロン(CVX)、米エクソンモービル(XOM)の首脳陣。5月22日には米下院司法委員会でも証言する予定だ。

 原油価格はここ1年間で95%も急騰している。市場では1バレル=150ドル、ともすれば200ドルまで一気に買い進まれると見る向きが多い。米エネルギーリスク管理会社キャメロン・ハノーバーの社長、ピーター・ビューテル氏の21日の発言によれば、原油トレーダーはこれまで週間在庫統計を軽視する傾向にあった。だが最近では、政情不安、インフレ懸念、ドル安などを背景に、ありとあらゆるニュースに相場が反応するようになっている。

 「今まで在庫統計には見向きもしてこなかったが、今では大きなカギを握っている。どんな材料にも相場は反応している。我が家の芝刈り機からオイルが数滴漏れただけで“買い”を呼ぶに違いない」とビューテル氏はおどける。

原油の輸入量が減少

 とはいえ、「在庫統計から相場の動向を的確に読み取ることはまず無理」とクギを刺すアナリストもいる。ペンシルベニア州ビラノバのエネルギーコンサルタントで、日刊の業界ニューズレター「ショーク・リポート」の編集長ステファン・ショーク氏は「こうした週間ベースの数値のうち参考にできるものはごく限られる。翌週に大きく目を引く要素が出てくれば、相場の動向は変わってしまう」と語る。

 原油価格が1年前の65ドルから急騰し、ガソリン価格も19%上昇している現在、アナリストの議論の焦点は価格の上昇傾向の終わりが近いのか否かにある。価格高騰の原因が、ドル安に加え、常につきまとう需給関係の問題――例えば中国やインドでの需要急増――にあるとの見方がある。一方で、膨らむ投機資金の流入が要因と見る向きもある(BusinessWeek.comの記事を参照:2008年5月21日「Are Pension Funds Fueling High Oil?」)。

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