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世界一奪取へ準備着々

GE家電部門買収に韓国LGが名乗り?

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2008年6月17日(火)

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 米ゼネラル・エレクトリック(GE)が白物家電部門の売却計画を発表して以来、韓国LG電子が売却先として有力視されてきた。5月28日、ソウル訪問中だったGEのCEO(最高経営責任者)ジェフリー・イメルト氏が、買い手候補としてLGを「素晴らしい会社」と呼び、「LGとGEアプライアンスが統合すれば、多くの成果が期待できる」と述べると、その憶測はさらに膨らんだ。

 10年前、安価なトースターや電子レンジのメーカーとして知られていたLGは、今や白物家電で米ワールプール、スウェーデンのエレクトロラックスに次ぐ世界第3位のメーカーだ。携帯電話メーカーとしてもトップクラスに名を連ねる。もちろん、GEの白物家電部門の買収には他社も参戦するだろう。イメルト氏は売却先候補として、中国の海爾集団(ハイアール)やメキシコのコントロラドラ・マベ、トルコのアルチェリック、エレクトロラックスを挙げている。

 だが、最終的に他社がGEの白物家電部門を買収することに成功したとしても、LGが世界首位を目指す戦略に変わりはない。

 LGは数年前から世界首位の座を視野に入れてきた。ワールプールが2005年に米メイタグを買収するまで、LGは2010年までに世界トップの座を獲得する計画だった。メイタグを傘下に収めたワールプールとは差が開いたが、GEアプライアンスを買収すれば、再び計画実現に近づく。LGの昨年の世界家電売上高は126億ドル。これにGEの約70億ドルを合わせれば、ワールプールの194億ドルにほぼ匹敵し、エレクトロラックスの156億ドルを大きく引き離す。資産運用会社テンピス・キャピタルマネジメントのマイケル・ミン氏は「LGにとってGEの白物家電部門は魅力的だ」と言う。「ただ、問題は価格と条件だ」。

LGによる買収に疑問の声も

 GEは5月初め、収益性が低い部門からの撤退を求める声に応え、白物家電事業の売却を決めた。イメルト氏は先日投資家に向けて、100年続く白物家電事業を収益性の低い他部門とまとめて売却する可能性も示唆した。

 LGは、GEの事業売却が業界を揺さぶる可能性を認識している。5月27日、LGのCEO、南鏞氏は記者団に、「世界の家電業界に与えるインパクトを慎重に分析している」と述べた。翌日、ソウル証券取引所が説明を求めたのに対し、LG側はまだ買収を決めていないとした。

 GEブランドの知名度は、米国市場で大手と肩を並べたいLGにとって魅力的だ。LGは冷蔵庫、エアコン、洗濯機、そのほかの家電売り上げ全体の77%を輸出しているが、米国市場で自社ブランドを売り出したのは2003年になってからだ。一方のGEの家電部門は、米国内の新築住宅への冷蔵庫、オーブン、食器洗浄機の納入台数ではトップシェアを誇る。

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